福岡市から「日本興し」


福岡郷友連盟
青年部長 日下部晃志
 まずは、今回の東日本大震災により、被災された方々、そしてお亡くなりになられた方々へ心よりお見舞いとお悔やみを申しあげます。地震が起こったのは3月11日、今日の総決起大会を予定通り開催するかどうか、正直、大変悩みました。
 しかし、こちらに掲げてある「力を合わせて」というこの言葉。私の旗印です。先にいいますと、東日本で大地震が起こったからこの言葉を選んだのではありません。お配りさせていただいたリーフレットにも、選挙ポスターにもこの言葉がすり込んであります。
 ただの偶然とは思えませんでした。今こそ、「力を合わせる」ことの大切さを訴えていく必要があるのではないか、こんな時だからこそ、あえて開催する意義があるのではないか、私たちにできることを訴える機会が必要なのではないか、そう考えて開催の決心を致しました。その趣旨に賛同し、本日お集まり下さった皆さんに深く深く感謝申しあげます。本当にありがとうございます。
 さて、国難ともいえる震災です。被災された方のことを考えると本当に胸がいたみます。ちょうど六年前、福岡西方沖地震がありました。当時、松下政経塾の塾生だった私は、市内の被害状況を調査しました。福岡市は地盤が固かったおかげもあって、家屋の倒壊は免れ、高層建築物の硝子が割れる程度で済んでいました。しかし、次の日に、玄界島にわたって見た光景は今でも忘れることができません。家はひっくり帰り、崖や石垣が崩れ、学校では教科書や図書室の本が散乱していました。しかし、その光景をはるかに越える今回の被災地や避難所の映像をみるにつけ、胸が痛くなります。
 しかし、そんな中でも私たちは希望も見出すことが出来ます。
今、自衛官が十万人体制で、被災地の救援にあたっています。私の防衛大学校の同期、かっての同僚や部下たちも大勢、現地に入っています。自衛官、消防官の献身的、そして命がけの行動、何より被災した方々が苦しい中、譲り合い、助け合いながら生き抜いている姿。今日のある新聞に、陸前高田市というところで、津波のあとも、一本だけ大きな松が立っていて、これが復興のシンボルになっているという記事をみて、一つの歌を思い出しました。「ふりつもる み雪に耐へて いろかへぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ」終戦直後の昭和21年正月に昭和天皇が詠まれたみ歌です。雪が降り積もってもその色を変えない松のように、困難な状況でもいつものように正常を保って欲しい。今、被災された人たちのなかにも、私たちはその「雄々しさ」をみることができます。
その姿をみていますと、私たちがうち沈んでいる場合ではありません。私たちは私たちにできることをまずやらねばなりません。

両陛下被災者お見舞い.jpg

天皇皇后陛下被災者お見舞い

 今言いましたけれども、私は元陸上自衛官です。そんな私がなぜ政治を志すようになったかについて、まずお話しします。平成14年、PKOで東チモールに派遣されたことから、私の運命は大きく変わりました。そのとき、インドネシアという大国から独立しようとする東チモールを支援するというのが任務でした。
東チモールは決して豊かな国ではありません。失業率は80%に達し、経済は農業中心ですが、土地は痩せ、国土の大部分が山地・丘陵であり、資源も乏しい。普通に考えれば独立を果たしたところで、自立できるはずがない。しかし、幾多の困難が待ち受けることを知りながら、彼らは独立を求めたのです。
私は昭和51年生まれです。豊かな日本に生まれ育った当時の私には、なぜ、そこまでして、「独立・自立」を求めるのかが分かりませんでした。しかし、私がチモールに入って2ヶ月経った5月20日、この日が「独立の日」です。独立式典に参加して、かつて見たことがない人々の喜び溢れる姿を見ました。サッカーのワールドカップやWBCで日本代表が勝ったときも、みんな大喜びですが、それとは比べようもない感情、情熱の渦に圧倒されました。それ以来「国が独立するということはどういうことなのか」を考えるようになりました。
ここで皆さんに問いたいと思います。「日本は独立しているでしょうか」。私は、とてもそうは思えません。自衛隊にいればこそ分かったことでもありますが、現在の日本は、自分たちの生存をアメリカというよその国に委ねるようになっています。もちろん、自衛隊はあります。毎日厳しい訓練を積んでいます。でも、最後は米軍を頼るようになっている。そしてそれが「当たり前」になっている。そうなってしまったのはいつからでしょうか。日本はこれまでずっとそうだったのか?いえ、そうではありません。日本の歴史をひもといていきますと、聖徳太子以来、よその国に頼ることなく、歩んできたことがわかります。福岡市のあちこちに「元寇防塁」があります。730年前の蒙古襲来という国難にも、日本人は力を合わせて戦いました。福岡はその舞台になったところです。
 誤解のないように言っておきますと、何もアメリカが嫌いというわけではありません。私が危惧するのは、「自分で何もせずに人をアテにする心」のことです。依存心といっていいと思います。日本政府の危機管理能力の低さをみて「平和ボケ」ということがありますが、少し違います。「平和ボケ」ではなくて「依存ボケ」なのです。この依存心をなんとかしなければ、そう感じて、松下政経塾の門を叩きました。私のテーマは一貫して「独立と自立」です。国がよその国を頼るので、地方自治体や住民も国をアテにするようになってしまってはいないか。
 何とかかつてのように、自主自立、自主独立の気風を呼び起こさなければなりません。先ほども触れましたが、ここ福岡は蒙古から日本の独立を守り抜いた地でもあります。故郷・福岡から、国を頼るのではなく、国を支える「地方」のお手本を作らなければ、そのためにとても重要なのが、地方議会を変えることです。皆さまの中で、福岡市議会を議場まで行って見たことがある方はいますか?
 今、総務大臣をしている片山義博さんは元鳥取県知事だったですが、二年ほど前こんな発言をしました。
今の地方議会はひどい。まるで八百長と学芸会だ」八百長というのはあらかじめ結論が決まっている、ということです。議会で議論して決めるわけではない、ということです。私たちの知らないところで、結論が既に決まっている。こんな恐ろしいことがあるでしょうか。市民の代表が集った議会で、議論して、結論を出すのではなく、最初から私たちの知らないところで結論が決められている。「結論ありき」だから、真剣な議論など生まれません。議会で質問する方も、される方もお互い原稿の読み合いをするだけ。これが学芸会ということです。いや、学芸会でさえ、子どもたちはセリフをちゃんと覚えてますから、学芸会よりひどいといえます。
福岡市でいえば、「結論ありき」で決まっていったのが、人工島へのこども病院の移転です。私は、このままこども病院が移転してしまえば、福岡市全体の問題としておおごとになると考えております。
これまで、福岡市は「広くて快適な病院を」という理由で、こども病院の移転を押し進めてきました。でも、それは患者さん、その家族、そして福岡市の医療バランスや財政のことなど、ほぼ無視した「結論ありき」の進め方だったということがわかります。
どうして、現場で苦しみ悩んでいる人と一緒の気持ちになって考えることができなかったのでしょうか?それは、これまでの地方政治が「国」の方ばかり向いていたからです。
「自治」、自ら治めるとは名ばかりで、国の「出先機関」に成り下がっていたのです。最後は国がなんとかしてくれる。なんとかしてもらおうと上ばかり向いているから現場が見えなくなるのです。
私たちは人間であって、ヒラメやカレイではありません。でも今の政治や行政はヒラメのように上ばかりみる習慣がついています。
 だからこそ、福岡市には今、2兆5千億円もの借金が積み上がってしまいました。これ以上借金を増やすわけにはいきません。にもかかわらず、みすみす赤字が増える、こども病院の移転をやろうとしています。まさに「依存心」のなせる業です。どこかで「自治体は潰れっこない。最後は国が助けてくれる」そう思いこんでいるとしか言いようがない。だから政治家は、党利党略ばかりです。
そういう政治、そういう議会を何としても変えなければなりません。
 今は「国難」のときです。地震で沈んでいる日本を九州から元気づけなければなりません。福岡市は九州のトップランナーです。その福岡市がこんな政治を続け、沈んでしまえば日本が潰れてしまいます。
「天は自ら輔くる者を輔く」といいます。「国を支えて国を頼らず」、「自治」のお手本となる福岡市、そして市議会を必ず作ります。みなさんのお子さんやお孫さん達に「市議会を見てご覧、ああやって物事をすすめていくんだよ」と勧められる議会にします。
民主党政権になってから「仕分け」がブームになりました。行政は相変わらず「縦割り」です。でも何も変わりません。「無駄」をなくすことは大切です。しかし、民主党の事業仕分けは本当に大切なところまで、そぎ落としてしまいました。何が大切かは人それぞれです。一方的に「無駄」と決めつけられれば、それに携わった人は次の仕事をする気も失せるに違いありません。「無駄を無くす」より「無駄なく活かす」道を私たち日本人は知っているはずです。
 被災地の方々、そしてそれを助けようとする人たちの態度、振る舞いを見て下さい。極限状態でありながら、お互い、譲り合ったり助け合ったりしています。海外のメディアが、どちらの姿を賞賛しているかは言うまでもありません。日本人は分けたり割ったりするよりも、力を合わせるとき、凄い力がでることを私たちに教えてくれます。
 今、足の引っ張り合い、我の張り合いをしている場合ではありません。
みんながそれぞれ長所や持てる力を生かし合う世の中ができるかどうかが試されています。そして、私は必ずできると信じています。まずは、この福岡市から。そういう世の中を作っていこうではありませんか。
 四年前、選挙に敗れ、どん底を味わいました。人生で初めて「浪人」になりました。やりたいことがあるのにやれない悔しさ、何をしたらよいかわからない不安。しかし、多くのかたがいろんな形で声をかけてくれました。「日下部さん、あなたに手伝ってもらいたいことがある」「あなたの力を貸して欲しい」、心の底から嬉しかったです。そして、わかったことがあります。人は誰かのお役にたてること、力を尽くして人に喜んでもらうこと。これにまさる喜びはない、ということです。
 全力を尽くします。福岡市にいれば、そして来れば、自分の力を世のため、人のために役立てることが出来る。そんな機会がこの福岡には山ほどあって、みんなが動いて、そしてつながって、一体感を感じる福岡市、自立した地方の「お手本」福岡市を先頭に立って必ず作ります。どうか私、くさかべ晃志に力を下さい。。

 福岡市から「日本興し」をはじめましょう。

平成23年3月25日

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救国の自衛隊、災害派遣も頑張れ!


 われわれ日本人が一番畏れ、あって欲しくない事態が身近に起きてしまった。 
 東日本の広域にわたって被災された人々に心からお見舞いを申し上げます。 時間とともに犠牲者の数が増えることに胸が締め付けられる想いをどうすることもできません。
 被災者の皆さんの気持ちを思うと、一刻も早く、一人でも多くの人が救助されることを願ってやみません。
冠水した道路で.jpg

冠水した道路からの救出


 3月11日は九州新幹線開通の前日であり、JR九州の歴史的記念日を祝う準備も大詰め。中2の孫から「ブルーインパルスが来るよ。今日は明日と同じ時間12時45分から7分間の予行があるよ。」と電話で知らされ、「何を馬鹿な、博多駅は過密な運用をしている福岡空港から至近距離にあり、しかも市街地の中心部で何故ブルーインパルスかよ」と思って、近くの白水大池(福岡県春日市)の堤防に上がって見たところ、5機編隊での通過飛行だけのようでしたが、良く許可が取れたなと思いました。
 その後、参議院予算委員会の中継を、いよいよ現政権の断末魔か、と思いながら見ていたところ、地震予知放送が入り、数分後に宮城県北部で震度7の激震が伝えられました。咄嗟に震源は海中だと感じ、場所はリアス式海岸の正面であれば、とんでもないことになるぞと、鳥肌が立ちました。
 同時に、これだけ広範囲にわたる地震では、関東沖、東海沖などの大地震が何年も前から懸念されていましたので、それらのプレートが刺激されて更に被害範囲が広がる畏れがあります。
 ここ福岡も例外ではありません。玄界沖地震を経験したばかりです。次は警固断層という懸念があります。博多湾は津波に襲われると室見川、那珂川、御笠川などを遡ってきますから、先ず太宰府までは冠水を免れないでしょう。今、東日本の状況をよく見ておいて、防災の備えをしておかれることをお勧めします。
 このように偉そうなことを言って、僭越ですが、私は昭和58年5月26日の日本海中部地震の際、北海道の奥尻島で地震と津波の恐ろしさを体験しました。
 余震は、2~3週間は続きます。これで終わりではありません。1ヶ月~1ヶ月半後に本震と同程度の大揺れがドカンと来て落ち着く場合が多いようです。私は丁度1ヶ月後にその余震も体験しました。
 
 今回の地震発生後の対応ですが、
3月11日14時46分 宮城県北部で震度7(M9.0)の地震発生
 15時00分 宮城県村井嘉浩知事が陸上自衛隊に災害派遣を要請
 15時14分 政府が緊急災害対策本部を設置
 15時20分 航空自衛隊百里基地、小松基地から救難偵察機が発進
 15時25分 海上自衛隊横須賀基地から全艦艇を宮城県沖に派遣
     
 その他の省庁・関係機関等も速やかに対策本部を開設し、行動を起こしています。 阪神淡路大震災の時は、時の県知事は災害派遣の要請を躊躇したように聞いていましたが、今回は陸自出身の宮城県知事が速やかに災害派遣要請をしたために適時適切な初動救助活動がとれているものと評価できるのではないでしょうか。
 
 また、前述の九州新幹線開通記念行事の全てを11日のうちに中止決定されました。JR九州にとっては歴史的記念となるものであったにも拘わらず下された英断に、当然のことだと言われるでしょうが、感動を覚えました。更に、プロ野球のオープン戦、名古屋国際女子マラソン、日本女子プロゴルフ協会のツアーなども中止の処置が執られていますが、日本高野連は春の選抜高校野球大会を予定どおり開催する方針決定を行っています。あの広い被災地からの代表と他の地方からの代表校の健児の心情に、どれ程の配慮をしての決定なのでしょうか。教育界がこれでは・・と疑問を感じます。しかしながら、このような教育を受けてきた若者の中に素晴らしい日本人が多く育っていることも事実です。こういう若者を私たちは大事に見守り支えてやらねばなりませんね。
 
 世界も、今までの日本の海外災害派遣隊の立派な活動が共感を呼び、50カ国以上からの救助派遣が得られてます。 人の善意は、最終的な場面で素晴らしい力になるものだと・・間違いないですね。
 
 ここ10年位の間、地球上で起こる大災害は全てと言っても良い程、想定を超えています。この度も然り、人類の横暴に対する神の怒りといっても良いかと。
 この度は、純良な、地道に努力して生きている人々に極大級の厳しい試練が与えられたと受け止められますが、崩壊寸前の政権が、相変わらずパフォーマンスを誇示して、原発のトラブルの状況の公開を渋り、思いつき・無定見な、自衛隊5万人体制だとか、10万人体制だとかの指示を出しています。彼ら政治屋さんにとって、この史上最大の不幸が救いになるのではないかと心配するのは不謹慎なのでしょうね。
原発災害救助.jpg

原発災害救助

 
 とにかく、日本にとっては今回の大災害の対応は迅速適確な判断と行動が求められます。
 政府、国会では与野党の政争を一時中断し、至らないところは素直に認めて能力のある政治家を中心に一致協力し、一丸となってこの国難に当たってもらいたいと思います。
 自衛隊は一刻も速く救援を待っている被災者を救ってもらいたいと願うところでです。

 精強な自衛官の皆さん、どうかこの救助を求めている国民を一人でも多く救って下さい。
 国民皆んなが自衛官の雄姿を見守っております。
 我々も、この活躍している自衛官、警察官、消防官、その他救助隊員、ボランテアの皆さんの応援をします!

郷友福岡編集長 間 祐一

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中近東、北アフリカの騒乱は対岸の火事?


 ここ2週間ほどの中近東、北アフリカの騒乱の報道に接していると、国の安全保障というものは外敵からの侵略を撃退するという要素と同時に、国内の治安、民心の安寧というものがいかに大事か痛切に思い知らされます。その点日本は、いろいろの批判や欠点もありながら2000年以上に亘って治安と国内の安定には成功してきました。それは、いつの時代を取っても、天皇という権威と日本語という日本の文化伝統を伝える手段が存在していることから証明できます。
 しかし、近年その日本にも内部からの崩壊の萌芽が有ることも否めません。最近の犯罪を見ていると、昔と少し傾向が違ってきている側面があるように思われます。
 おれおれ詐欺、高齢者を狙った詐欺、身内の年金をもらい続けるために死亡届を出さない、あるいは肉親の遺体を山野に放棄する等、「道徳心の喪失」が原因と思われる事件が多すぎます。そして、より深刻なのはその瑞々しい感性と、包み込む母性で「社会の潤滑油」(アメリカ人の表現ですが)であるはずの女性が加害者であるという事例が増えていることです。
 生活水準や性質は違え、民心がすさんでいることは中近東や北アフリカと変わりが有りません。
一体、市場原理主義、成果主義と竹中平蔵さんが主導した経済イデオロギーも「道徳心をちょっと下げたら儲けは増える」と言った昔からの原理を証明しているだけです。評論家の日下公人さんがその著書「道徳の土壌無くして経済という花は咲かず」で主張されたことが、リーマンショックの張本人アメリカでも肯定され始めていることが最近のニュースを見ていると分かります。
 リビアのカダフィーさんはじめかの地の指導者たちは、その地での文化が創りあげた道徳心が有りませんでした。日本的な表現をすると武士道で言う『惻隠の情』がなかったのです。しかし、「惻隠の情」や慎み深さが我が国から消滅しつつあることは事実でして、ソ連のスパイではないかなどとその批評は様々な故瀬島龍三さんが土光臨調の対談で述べられているように「恵まれない人、不遇な人を見たら可哀想だなという心が自然にわいてくる心を養う教育が絶対必要だ」という趣旨を述べられていましたが、その正論に対し今のテレビでの学習塾のコマーシャルや子供達の話題を取り上げた報道内容を見ると、人より一頭地を抜いた能力でないといけない、そうでないと価値が無いような印象であり価値観は一つあるような印象です。人々に注目されない人間は駄目だと言わんばかりで、こうした風潮に刷り込みがされた人間が鼻もちならなくなるのは理の当然でしょう。「自分に優しく、他人に厳しく」「他人の苦しみなら百年でも我慢する」人間が増え「隣に蔵建ちゃ、わしゃ腹が立つ」と言った嫉妬心は助長されるだけです。
 「親が戦前教育を受けている子供はまだ救いようがあるが、親も戦後教育で育ったその子供は手がつけられない」という老教師の言葉はむべなるかなという思いです。
このような時世だからこそ間さんの提供された「素晴らしき哉、日本」が光彩を放つのではないでしょうか。

守山善継

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