2014年10月アーカイブ

①国旗掲揚.jpg

国旗掲揚
 福岡市谷公園にある福岡陸軍墓地の平成26年度の慰霊祭は、10月19日(日)午前11時から福岡県郷友連盟主催で、しめやかに、且つ厳粛に執り行われました。
慰霊祭は、昨年と同様青空の天気の下、ご遺族、国会議員、県会議員、市会議員、陸上・航空自衛隊指揮官、友好団体代表者、自衛隊員、協賛団体代表者、福岡県郷友連盟会員、他一般市民の老若男女の皆様、今までの慰霊祭の最高人数(約200名)の方々が参列されました。
 ④参列者.jpg
参列者
 また、今年も福岡陸軍墓地保存会会長の菅原氏のご決断で整然と並んでいる11個の御慰霊碑の骨壷安置室(慰霊碑の裏側)を開錠していただきました。
 お蔭で式典前後に参加者の皆様は1万6千余の御遺骨に拝礼することが出来ました。
 陸軍墓地慰霊祭000.jpg
開錠された納骨石室

陸軍墓地慰霊祭002.jpg
整然と並ぶお遺骨壷
 慰霊祭の詩吟奏上「ペリリュー島のサクラサクラ」も感動しました。参加者の皆さんの嗚咽の声があちこちで聞こえておりました。脚本編集された井上政典さんと語り、岩城朋子さん、琵琶、寺田蝶美さん、吟詠の吉田城世さん、山村関世さんに感謝いたします。何よりもペリリュー島で玉砕された御慰霊はじめ陸軍墓地にお眠り頂いている1万6千余の御慰霊は喜んでおられること間違いないと思います。
 ⑥詩吟奏上.jpg
詩吟奏上の皆さん
 式典は、福岡県護国神社田村宮司による神事にはじまり、吉田祭典委員長の祭文奏上、菅原偕行会会長の祭詞奏上、詩吟奏上「ペリリュー島のサクラサクラ」の後、参列者全員が玉串を奉奠して明治維新から先の大東亜戦争に至るまでの国難にあたって我が国の独立を守るために尊い命を捧げられた御霊に感謝と今後もご加護賜らんことをお祈りしました。
年々参列者が増え、ご遺族の一部の方も横浜から参加され、また前日、夢大アジア企画の講演会にアジアの代表講師はじめ沖縄の恵氏も参列され、慰霊祭は国際的な輪が広がりつつあります。
 ②祭主奏上.jpg
田村宮司祝詞奏上
【 祭典委員長の祭文】
【福岡県偕行会会長の祭詞】
【 福岡陸軍墓地の由来】
③祭文奏上吉田会長.jpg
祭文奏上吉田祭典委員長

⑤祭詞奏上菅原偕行会会長.jpg
菅原偕行会会長祭詞奏上

⑦タイ・ビルマ高僧玉串奉奠.jpg
タイ・ビルマ高僧玉串奉奠
前日の夢大アジア講演会講師の皆さんも参列頂きました。

⑧沖縄の恵氏挨拶.jpg
沖縄から恵氏挨拶

⑧拉孟雲南地区慰霊碑前で.jpg
拉孟雲南地区慰霊碑前で
前日の講演講師で来日された関係者

福岡駐屯地曹友会の皆様.jpg
草刈・設営支援:陸上自衛隊隊員の皆さま
式典終了後撤収は航空自衛隊隊員の皆さまに支援頂きました。

 最後に陸上自衛隊員、航空自衛隊員の皆様の慰霊祭に係る設営、撤収のご支援を頂きましてありがとうございました。主催者として御礼申し上げます。
福岡県郷友連盟事務局

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

ブルーインパルス椎原氏撮影.jpg ●日 時:平成26年11月16日(日)
   09:30 博多駅筑紫口「ローソン」前バス駐車場出発
        航空自衛隊芦屋基地にて各種地上展示機等
        午後、ブルーインパルス曲技飛行を見学
   15:10芦屋基地出発(「道の駅むなかた」で休憩)
   17:00頃博多駅到着(解散)
●参加費:大 人 3,000円(バス代)
     小中高校生2,000円、園児1,000円
     小中学生は保護者同伴でお願いいします。
●昼 食:個人持参または基地内露天各自喫食
     (当日の露天は混み合うので弁当持参をお薦め)
●定 員:90名(先着順)大型バス2台貸切
●参加申込:11月10日(月)まで受付
      電話またはFAXで下記事務局まで(電話:平日09:15~16:45)
      住所、氏名、生年月日、電話番号をご連絡下さい。
       福岡県郷友連盟事務局(主催)
       電話・FAX:092-761-7032
パンフ.jpg

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

 今回のイスラエル国防視察団旅行に参加して、私なりに総括してみたいと思います。
 旅行前は、「イスラエルは中東で苦労している小さい国」としか感じていませんでしたが、実際現地に出向いて研修を重ねる内に、今の日本に欠けている日本の誇りと国防意識について小さい中東の国、イスラエルに学ぶべきところが沢山あることに気付かされました。
 以下、思いつくまま、項目別に列挙したいと思います。
1.国防意識が非常に強いこと。
 ・国民皆兵(男子3年、女子2年の兵役の義務がある。)
 ・防衛兵器の自国開発、その輸出により防衛産業の発展に努力している。
  (装備性能は敵国よりも上でなければならないという信念で研究開発に力を入れている。)
 ・回りが敵国に陸続きで囲まれており、しかも地理的に縦深性が浅く戦略的不利な立場を補うためには、先制攻撃も有り得るとしている。

2.民族の誇りが強い。
  建国僅か66年ですがユダヤ人としての3千年以上の歴史(紀元前11世紀に繁栄していたイスラエル王国)に誇りを持っている。また2千年前のローマ軍と戦って玉砕したマッサダの砦を発掘以来、その広場をイスラエル軍兵士の宣誓の場所として、建国誓いの場としている。
  国立の軍人墓地、ヘルツェルの丘を整備し、建国以来の2万人の英霊の軍人墓地として国を挙げて維持管理をしている。草花を絶やさないよう、常に注水管理された墓地としている。日本では天皇陛下が未だ靖国神社参拝できない現状にイスラエル国民を見習うべきと思う。

3.開拓精神旺盛
 ・ガリラヤ湖から淡水を荒地に引き、農地を増やす努力をしている。
 ・農場(ヘブライ語では"キブツ"と言う。)を基本に労働と教育を共有している。
  日本ではイスラエル人が住んでいたパレスチナ人(アラブ人)を追出して建国したと思われていますが、実際は砂漠等の荒地を当時支配していたオスマントルコの地主から購入し、農場(キブツ)を基本として開拓してきたもので、その農場にアラブ人が集まって生活を共有してきたものです。イスラエルは今でもアラブ人とは共存を希望しています。(反面、ハマスはイスラエルを殲滅するまで戦うと宣言しています。)

4.民主主義の国として維持
  「アラブの春」でアラブ諸国も民主主義国家になるかと思いきや、まだまだ専制国家が継続されています。その中の中東においてイスラエルは民主主義国家として建国しております。ホロコーストの再来がないよう、アラブ人との共存にも努力している。
  ガザ地区にはインフラ整備等、イスラエル国家予算を投入しているが、ハマスは一文も税金をイスラエルに納めていない。

5.教育の充実
  3日目に外務次官が強調した言葉を引用したいと思います。(以下外務次官引用文)

  その中で教育が一番重要と思っております。教育こそ国家を守る安全保障だと思っております。イスラエルの教育は学校だけではなく軍隊の経験も含まれます。
 世界の考え方は国家から個人主義になりつつあります。若者は国家というよりは個人の平和を求める傾向にあります。従って私達の国民皆兵制は軍隊で単に強くするだけではなく教育機関を通じて人間として成長させる、成熟させていく、責任を持つ、技術を見に付けさせて社会に役立つ人間になるよう教育を実施しています。
 軍隊では全て平等です。彼らは人間として成長して責任ある大人になって社会に出て行きます。そして最も重要なのは同じ目的のために自分を奉仕に捧げていくことを学びます。
 従ってイスラエルでは経験しておりますが田母神閣下の新党におかれましてもこのような教育を考えられたら如何でしょうか。素晴らしい若者が成長していくと思います。日本において若者が3年間軍隊経験をすると全く変わった日本になると思います。
 これは個人的な見解ですが私も妻も子どもも皆軍隊の経験があり、国家に奉仕したお蔭でよきイスラエル市民になることが出来たと思っております。

6.イスラエルと日本の繋がり
  古代のイスラエル王国時代から12支族の1支族が日本列島にも渡ってきて神道に繋がっているという説もありますが、近代のイスラエル建国にも日本は深く関っております。それは日露戦争まで遡ります。
 イスラエル開拓の父と呼ばれるトルンペルドールは日露戦争で旅順でロシア兵として日本軍と戦い、日本軍の捕虜となり、大阪の収容所に入所し、そこで日本の武士道の素晴らしさを学び、この精神でイスラエルを建国しようと思い立ったのです。
 彼は建国途上で倒れますが最後の言葉「国のために死ぬことはよいことだ。」は武士道の精神が表れています。彼の精神が今のイスラエル建国の精神に繋がっていることを感じながら帰国しました。
 最後に旅行間、一番感激した写真と動画を添付いたします。
②ヘルツェルの丘で集合写真.jpg

イスラエルと日本の両国歌を斉唱した後記念撮影

両国国歌斉唱動画
イスラエル国家に命を捧げた2万名の英霊に誠を捧げます!

⑮イスラエル・マクヤ・センター訪問.jpg
イスラエル・マクヤ・センター訪問

「イスラエルの翼」合唱動画
最後にマクヤセンターの日本人留学生たちにエールを贈りたいと思います。

平成26年10月11日
福岡県郷友連盟事務局長 稲葉 敏

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ

●福岡行の方は、CX510便(香港14:55発/福岡20:55着)で福岡空港へ。)
●福岡到着後、入国・通関して解散。(福岡組)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 試練の番外編になってしまいましたが、せっかく香港一泊の機会を与えられたので、朝食後、ホテル周辺を散歩することにしました。(皮肉なことにこのホテルはイスラエルのどのホテルよりもサービスが行き届いていました。)
①翌朝の香港宿泊ホテルと港.jpg

翌朝の香港宿泊ホテルと港

②香港の救援船(ホテルから).jpg
香港の救助船

③アジア国際博覧会会場(ホテル横).jpg
アジア国際博覧会会場(ホテル横)

④会場内はまるでビジネス街の雰囲気です。.jpg
会場内はまるでビジネス街の雰囲気です。

⑤なんとイスラエルのダイアモンドパビリオンもありました。.jpg
イスラエルのダイアモンドパビリオンあり。

⑥香港空港内.jpg
香港空港内(流石ハブ空港です。搭乗口約500箇所)

 団員の若い2人は空港集合時間になるも未到着。暫く待って無事、マカオのカジノから到着しました。(何と、昨晩から香港の港から高速船に乗って約1時間のマカオのカジノで遊んでいたらしい。何と昼帰りの兵でした。
 皆揃って搭乗手続きを済ませ、一日遅れの定刻、15:10香港空港を飛立ちました。以降、暇に任せてフライト写真を添付いたします。
⑥香港離陸直後.jpg
香港離陸直後

⑦台湾接近飛行中.jpg
台湾接近飛行中

⑧台北空港接近中.jpg
台北空港接近中

⑨台北空港管制塔.jpg
台北空港管制塔

⑩台北空港の夕焼(離陸時).jpg
台北空港の夕焼(離陸時)

⑪尖閣上空通過中.jpg
尖閣上空通過中

⑫尖閣周辺の漁火(中国漁船?).jpg
尖閣周辺の漁火(中国漁船?)

⑬福岡空港接近中.jpg
福岡空港接近中

⑭福岡空港着陸寸前(中央黒は前輪).jpg
福岡空港着陸寸前(上部中央黒影は前輪)

⑮福岡空港無事解散(荷物異常なし).jpg
福岡空港無事解散(荷物異常なし)

 福岡組はイスラエル国防視察団の往復時は色々とアクシデントがありましたが、最後は目的を十二分に達成して全員無事帰国することが出来ました。
 企画した関係者の皆さん、意気投合できた参加者の皆さん、ありがとうございました。
 最後のシリーズ⑪では今回の視察団に参加した一人として感想を述べさせて頂きたいと思います。
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ

●香港(13:50)着後、福岡便乗り換え失敗
●成田行は、CX500便(香港15:10発/成田20:30着)で成田空港へ。
福岡組香港空港前ホテル泊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①帰路田母神団長と同席(テルアビブー香港).jpg

帰路田母神団長と同席(テルアビブ~香港)

 朝食も機内食で、食事が終わるといよいよ香港到着です。
 ところが8日目は最後の日であったはずが、福岡組は更なる試練が待っていました。
 成田組は順調に乗換えができ、予定通りでしたが、福岡組は台北経由の福岡行きに乗ることができないアクシデントが発生!キャセイ航空担当者に詰め寄りましたが、エルアル便が遅れたのでキャセイ航空は出発してしまった事実だけ説明するだけで、責任ある回答なし。英語が流暢な児玉さんのキャセイとの直談判でキャセイの責任で香港一泊のホテルを用意し、一日遅れの9月18日の便で福岡に飛ぶことになりました。
 福岡組の団員の中には18日から予定を組んでいる人もおり、連絡調整に大変でした。
②香港一泊延長(福岡組)居直り夕食会.jpg
香港一泊延長(福岡組)居直り夕食会

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ

☆TELAVIV
●イタマル・グラフ氏(Acting Director of SIBAT)訪問
☆ASHDOD
●グループ1:ハッツオール空軍基地TBC訪問+ IMI
☆TELAVIV
 グループ2:IMI内Counter Terror Academy+レビディーム(イスラエル警察爆弾処理班)    ※昼食はそれぞれ分かれてとります。
●独立記念ホール見学(1500~)
●国家安全保障研究所(INSS)スタッフ、アヴィ・ヤリブ氏(アイアンドーム開発者)訪問。
エルアル航空075便(テルアビブ21:45発)にて香港へ。(機中泊)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①テルアビブホテルから地中海展望.jpg

テルアビブホテルから地中海展望

②ホテル玄関.jpg
イスラエル滞在最後となるホテル玄関

 7日目も重要なイスラエル陸・空軍部隊研修で、全面的に撮影禁止であったため、十分な写真をアップすることが出来ません。(以下、田母神団長のブログを引用します。)

 朝0730にホテルを出発して国防省に向かった。国防省に防衛装備品の輸出と外国との防衛協力を担当するSIBATという部署がある。そこの副部長であるイタマル・グラフ氏と面談した。日本との防衛協力を進めたいといっていた。イスラエルは軍の組織も装備品もドクトリンも極めて実戦的に出来ているので、自衛隊がより戦える軍に脱皮していくためには、イスラエルとの交流を深めることがいいのではないかと思う。それが日本の抑止力を高め戦争防止に役立つことになる。
③国防省武器輸出副部長グラフ氏懇談.jpg

国防省武器輸出副部長グラフ氏懇談

④グラフ氏と握手.jpg
田母神団長、グラフ氏と握手

 国防省から研修団は2個班に別れ、1つはガザ地区北方40キロメートルにあるハッツオール空軍基地、もう1つのグループは、IMI(Israel Military Industries)内のテロ対処アカデミーの研修ということになった。私は空軍基地を訪問したが、ハッツオール基地の訪問は戦争地のガザに近いということで14日になってようやく研修が決定した。ここは戦闘機基地であるが、戦闘機が編隊で訓練できるシミュレーターがおいてあり、全土から交代で飛行隊がやって来て訓練をしている。1回の訓練は4週間単位である。航空自衛隊にも戦闘機のシミュレータはあり、一人のパイロットは訓練できるが、イスラエルは8つのコックピットが地上の要撃管制官と繋がった形で、しかも敵機パイロット用コックピットが他に2つあり、総合的な訓練が出来るようになっている。これによって実際に空を飛ぶ年間飛行訓練時間が相当節減できると言っていた。一人当たりのパイロットの年間飛行訓練時間は80時間だそうだから航空自衛隊に比べるとかなり少ない時間になっている。航空自衛隊にもこのような大規模シミュレータが入れば、経費節減には役立つかもしれない。
 基地を後にしてテルアビブに向かい市内の独立記念館に行った。ここは1948年5月13日ベングリオン初代首相がイスラエルの独立宣言をした場所である。ユダヤ民族にとっては2千年間国を持たずに世界各地で苦難の暮らしをしていたが、この時ユダヤ人国家イスラエルが誕生したのである。
⑤独立記念ホール見学1.jpg
独立記念ホール見学

⑤独立記念ホール見学2(独立宣言会場).jpg
正面にはベングリオン初代首相写真
 その後テルアビブのホテルで、国家安全保障研究所(INSS)関係者二人のイスラム過激派の話と情報処理のためのイスラエルのシステムの売り込みの話を聞いた。イスラエルは国を挙げて、国家防衛のために、国家隆盛のために努力していることが強く感じられた。
 今回のイスラエル訪問は大変勉強になった。日本も国を守ることを本当に真剣に考える時期であり、中国などに万が一にでも侵略されない態勢を作っていくことが必要であることを痛感した旅であった。また日本ではユダヤ人は悪いことをしているというような情報が溢れているが、今回のイスラエル訪問によってそれは一面的な見方ではないかと思うようになった。2千年間国を持たずに生活してきたユダヤ人がようやく父祖の地パレスチナでユダヤ人国家イスラエルを建設することになった。2千年間国を持たない悲哀を味わい、ヒトラーによる民族大虐殺を受けたユダヤ人がようやく造り上げた国がイスラエルなのである。これを守るためにイスラエルは国を挙げて国を守るために努力している。その強固な国家防衛意思こそ今の日本に必要ではないのか。今回の国防視察ツアーを計画してくれた皆さん、一緒に行ってくれた皆さんに心から感謝申し上げたい。(引用終り)
⑥国家安全保障研究所ヤリブ氏&カルモン氏スピーチ後.jpg
国家安全保障研究所ヤリブ氏&カルモン氏スピーチ後
 これでイスラエル国防視察団のイスラエルの全日程を終了し、テルアビブ空港にバス直行です。空港では出国手続き(厳しい検査は入国時と同様)終了後、時間があるので、団員はイスラエル国内の買物の税金の払い戻しや、追加の買物に時間を費やした。
 テルアビブ空港出発は21:45、香港まで11時間の長旅です。遅い機内夕食とワインを飲んでから眠りに就きました。
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ

☆HAIFA
●Rafael(Rafael Advanced Defense Systems)2ヶ所見学及び昼食
☆TELAVIV
●Elbit(1330~)
●元モサドエージェント、シャイ・ラズ氏(中東アナリスト)ブリーフィング及び会食(1815~)後、モーシェ・クラビッツ氏とのミーティング(2100~)
テルアビブ:Dan Panorama 泊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①○△□ビル(ハイファー).jpg

テルアビブ一番のショッピングモールビル
(○△□の形をした珍しいビル)

 6日目は重要なイスラエル軍需産業研修で、全面的に撮影禁止であったため、十分な写真をアップすることが出来ません。(以下、田母神団長のブログを引用します。)

 この日は、イスラエル軍需産業の研修の日であった。午前中はラファエル(Rafael)社に行って、近距離で敵ミサイルやロケットを撃破するアイアンドームミサイル、射程が1千キロ、2千キロのミサイル撃墜用ミサイルアロウⅠ、アロウⅡミサイルなどの説明を受けた。イスラエルはこれら3種類のミサイルでミサイル防衛体制をとっている。特に先日の50日に及ぶガザのハマスとの戦闘では、ミサイル、ロケットの撃墜にアイアンドームが大活躍をしたと言っていた。ハマスとの戦闘では地上戦で70名ほどの兵士が戦死したが、ハマスのミサイル、ロケット攻撃で死んだのはわずか3名であり、アイアンドームが市民を守ったそうだ。なお死んだ3名はベドウィン(遊牧民族)であり防空壕へ避難しなかったためである。
アイアンドーム記念メダル.jpg

アイアンドーム記念メダル
 イスラエルはガザ地区に対し航空攻撃をするが、ハマスは病院や学校がある市民が集まる場所にロケット発射台を置いており、攻撃で一般の市民が被害を受けることになる。そこでイスラエルは人道的な観点から、航空攻撃を行う直前に攻撃実施を宣言する。更にゴム弾など非殺傷兵器で事前攻撃を行い、ガザ地区の市民が非難できる時間を与えている。その後実際の航空攻撃を行いハマスの攻撃能力を粉砕している。イスラエルはガザ地区の市民の命を守るためにこのような手順を守っていることを初めて知った。日本ではマスコミでもこれらのことは報道されていない。
 ラファエル社ではそのほかに戦車や装甲人員輸送車などの見学をした。会社の人たちは、上層部は元軍人が多く、日本で悪評の高い天下りがシステムとして機能しているようだ。彼らの説明は自信と誇りに満ち溢れている。
 ラファエル社で昼食をとった後、午後はアイアンドームなどの火器管制システムを作っているエルビット(Elbit)社を研修した。ミサイル防衛システムは、武器、センサー、管制システムの三つで構成される。この管制システム、すなわちコンピュータソフトウェアを作っているのがエルビット社である。この会社では、そのほかに無人偵察機UAVを造っている。IAIのUAVとの違いを質問したがあまりよく分からなかった。但しあまり大きなものは造っていないようであった。
 その後テルアビブのホテルに移動して夕方6時から元モサドエージェント、シャイ・ラズ氏のブリーフィングを受けた。経歴から隙のない厳しい人物かもしれないと思っていたが、あってみるとごく普通のおじさんという感じである。スパイと感じられるようではスパイにはなれないのだろう。モサドの活動の話を期待したが、説明はイスラムのテロリスト集団の話だった。イスラムの中には原理主義者が多く、ハマス、ヒズボラ、イスラム国など多くのテロリスト集団があり、今後ともテロは続くと言っていた。(引用終り)

 ラファエル社で昼食懇談の時に代表者と名刺交換した際、退役元大佐アロン・ジブとなっていましたので、「私(稲葉)も元航空自衛隊の大佐で現役時代には同期の宮部がイスラエルの駐在武官をやっていましたが、ご存知ありませんか?」と尋ねると「確かに知っている。」と回答があり、急に懇談が盛り上がりました。
②テルアビブ下町街.jpg

テルアビブ下町街

③テルアビブ商店街(洋服店が多い).jpg
テルアビブ商店街(洋服店が多い)

元モサドエージェントシャイ・ラズ氏.jpg
シャイ・ラズ氏のブリーフィング

シャイ・ラズ氏懇親会1.jpg
シャイ・ラズ氏との懇親会

 6日目も密度の濃い研修となりました。ホテルの部屋では昨日、ワイナリーで購入したワインを団員有志で堪能して夜更けとなってしまいました。
 また、テイケイの団員は21時からモーシェ・クラビッツ氏との特別のミーティングがあり、過酷な一日となりました。
 いよいよ明日がイスラエル滞在の国防視察団最後の日となります。
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ

☆GINOSAR
●イガル・アロン将軍記念館(イエス時代の木造船見学)
●遊覧船(ゲノサレ発着)
☆TEL HAI
●トルンペルドール(Joseph Trumpeldor)記念館
☆GOLAN EIGHTS
●ゴラン高原視察(アビタル山)
☆KATZRIN
●カツリンのワイナリー見学
☆HAIFA
ハイファ:Dan Panorama泊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 朝の出発は今朝も8時です。歩いてホテル近傍にあるイガル・アロン将軍記念館に行き、イエス時代の木造船を見学した。それから約1時間ほど、ガリラヤ湖の遊覧船に乗って、ガリラヤ湖からティベリアの町を眺めることが出来た。
①イガルアロン記念館.jpg

イガルアロン記念館

②古代船.jpg
発掘された2千年前の古代船

③ワイン試飲(ロシア美人).jpg
ワイン試飲(ロシア系美人)
(田母神団長のチップのお蔭で撮影承諾)

⑤ガリリヤ湖遊覧船日本国旗掲揚.jpg
ガリラヤ湖遊覧船日本国旗掲揚
(貸切船のお蔭で日本人向けサービス)

⑤ガリラヤ湖から古代都市ティベリアを展望.jpg
ガリラヤ湖から古代都市ティベリアを展望

 船を下りてバスで更に北に進み、トルンペルドール記念館を見に行きました。トルンペルドールは、ロシア系ユダヤ人であるが、日露戦争でロシア軍に志願した。ロシアにおいてもユダヤ人は宗教上の理由で虐めを受けていたので、トルンペルドールはロシアにおけるユダヤ人の地位向上のためという思いで志願したのである。そして日露戦争で、彼は日本軍に捕虜として拘束されることになった。大阪の捕虜収容所に収容されたが、収容所で日本人は大変優しく捕虜を扱ってくれたという。そして彼は何故この小さな国日本が大国ロシアに勝ったのだろうと考え始めた。そしてそれは日本人の国を思う団結心であるとの結論に至った。捕虜釈放後、一時ロシアに帰国した彼は、父祖の地パレスチナに戻ってユダヤ人の国家を造ろうと行動を始めた。当時彼が帰ったパレスチナ北方の地はフランス統治下にあった。イスラエルの建国運動は、日露戦争における小国日本の勝利も大きな刺激を与え、2千年間国家を持たなかったユダヤ人に国家意識を目覚めさせるきっかけとなりました。こうしてシオニズム運動は広がってゆきました。 ⑥トルンペルドール記念碑.jpg
トルンぺルドール記念碑

⑦トルンペルドール墓地.jpg
トルンペルドール墓地

⑧トルンペルドール説明映画.jpg
トルンペルドール説明映画

⑨トルンペルドール記念館.jpg
トルンペルドール記念館
(当時の住居兼砦をそのまま記念館にしている。)

⑩ヨルダン国境視察.jpg
レバノン国境視察:イスラエル最北端の道路
(道路の左がレバノン:フェンスの傍は土でゲリラの足跡捜索用)

⑪ゴラン高原視察展望台.jpg
ゴラン高原展望台
(後方に見えるキャンプは国連軍キャンプ:髭の隊長、佐藤議員もここで勤務した。)

⑫ゴラン高原視察展望台地元民族.jpg
ゴラン高原展望台:ドルーズ教徒の地元住民
(右側の人は地元の学校の先生)

⑬ゴラン高原国連軍監視所.jpg
ゴラン高原の標高1204mのアビタル山頂にある国連軍監視所
(砲弾着弾場所を監視するスイス軍兵士)

⑭ゴラン高原からシリヤ領土内砲撃煙.jpg
アビタル山頂からシリヤ領土内砲撃煙
(内戦中のシリア領の着弾煙)

⑮ゴラン高原(中東戦争戦車廃材芸術作品).jpg
アビタル山(中東戦争戦車廃材芸術作品)

⑯ゴラン高原兵士視察研修.jpg
アビタル山空挺兵士研修

 アビタル山をバスで降り、カツリンのワイナリー見学に行きました。ワイン作りの説明を受け、ワインの試飲を楽しんだり購入したりしました。またすぐ近くにオリーブオイルを作っている工場もあり、見学しました。その後約1時間半のバス移動でイスラエル西側の地中海に面したハイファのダン・パノラマホテルに到着しました。団員はホテルの窓からハイファの夜景を堪能しながら一日の疲れを癒しました。
⑰カツリンのワイナリー見学.jpg
カツリンのワイナリー工場見学

⑱カツリンのワイナリー試飲.jpg
カツリンのワイナリー試飲

⑲ハイファーの夜景(Dan Panorama Hotelから).jpg
ハイファーの夜景(Dan Panorama Hotelから)

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

☆MASSADA
●マッサダ要塞遺跡
☆JERICHO
●古代都市遺跡エリコ(Tel Jericho)観光及び昼食
☆KALYA
●Kalya Beachで死海浮遊体験
☆TIBERIAS
ティベリア:Nof Ginosar泊(チェクインは夕食後)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 0800ホテルを出て聖地エルサレムを一望できる高台に行きました。裏手はヘブライ大学があります。団員の児玉さんが通った大学でもあります。
①アラブ人の学生通学風景.jpg

アラブ人の学生通学風景
(エルサレムはアラブ人も多く見かけられます。)

②エルサレム市街展望(ヘブライ大学高台).jpg
エルサレム市街展望(ヘブライ大学高台)
(昨日見学したエルサレムの旧市街、城壁やドームが遠望できます。)

②エルサレム市街展望拡大(黄金のドームも).jpg
エルサレム市街展望拡大(黄金のドームも)

 2時間弱の時間をかけてバスはマッサダの要塞に向かいました。死海を見下ろす位置にある要塞は、2千年前の激戦を想起させます。石造りの要塞です。雨が少ない地域なので降った雨が貯水池にためられるように山頂からいくつかの貯水池に水がたまるよう水路が造られています。
③マッサダ要塞ケーブルカー到着駅.jpg
マッサダ要塞ケーブルカー到着駅

④マッサダ要塞の雨水取水路.jpg
マッサダ要塞の雨水取水路

⑤マッサダ要塞からの死海展望.jpg
マッサダ要塞からの死海展望
(死海の湖面は-420m一面は荒野です。)

⑥マッサダ要塞迎賓室跡.jpg
マッサダ要塞迎賓室跡
(2千年前の迎賓館の壁色がそのまま残る。)

⑦マッサダ要塞倉庫跡.jpg
マッサダ要塞倉庫跡

⑧マッサダ要塞大衆浴場跡模型.jpg
マッサダ要塞大衆浴場跡模型


⑩マッサダ要塞大衆浴場タイル(実物).jpg
マッサダ要塞大衆浴場タイル(模型)

⑨マッサダ要塞サウナ風呂焚口(実物).jpg
マッサダ要塞サウナ風呂焚口(実物)

⑪マッサダ要塞広場(現在イスラエル軍宣誓の場所).jpg
マッサダ要塞広場(現在イスラエル軍宣誓の場所)

⑫マッサダ要塞麓では野山羊が闊歩.jpg
マッサダ要塞麓では野山羊が闊歩

 マッサダ要塞を降り、死海湖岸を戻り、西岸地区エリコで昼食後、Kalya Beachで死海浮遊体験に向います。
⑬アラブ料理.jpg
アラブのボリュームたっぶり料理
(アラブ人の料理は残すことがエチケットだそうです。)

⑬死海での田母神団長.jpg
死海ビーチでの田母神団長
(死海の向こう岸に見える湖岸はヨルダンです。)

⑭浮き過ぎの死海浮遊.jpg
浮き過ぎの死海浮遊体験
(風船のように浮いてしまったら立つことが出来ない!)

⑮死海の泥化粧.jpg
死海の泥化粧
(死海の湖底はミネラルたっぷりの泥です。)

 浮遊体験後、西岸地区を通って北進し、淡水のガリラヤ湖湖畔のホテルに到着。
西岸地区に入る検問はフリーだがイスラエル領に入るときは厳しい検問を受けました。
 本日は観光で終わったがそれなりに色々な体験ができた一日であった。
 何と、最後の試練の永嶋さんのトランクがようやくホテルに届いた。このホテルは農場(キブツ)が経営しているそうです。
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

西部総監退官挨拶.jpg 我国の、今そこにある危機とは、太平洋の西半分を制海圏にしようと目論む大戦略の下、東シナ海、南シナ海の領海化を目指す中国海軍の軍事行動です。これを放置すれば、尖閣はおろか沖縄までも失うことになりかねません。例えば、09年9月中国の新聞「環球時報」は、〈沖縄は明治政府が19世紀末に清国から奪い取ったもので、日本政府は今も沖縄住民の独立要求を抑え込んでいる。(中略)かつての琉球王国住民の大部分は福建省、浙江省の出身で、言葉も制度も中国大陸と同じだった〉と、沖縄領有を正当化する主張を展開しています。しかし安倍政権はそうした周辺環境の変化を座視することなく、中国を仮想敵として認識し、集団的自衛権の行使容認や防衛予算の増額など積極的に防衛力の強化を計っています。
 まさにこの危機の現場である、沖縄を含めた九州防衛の任に当たる陸自西部方面隊の総監を務められた退役陸将木崎講師に、幕僚として、また指揮官としてのご経験と知見を踏まえて、陸上自衛隊及び西部方面隊の現状とあるべき将来についてご講義いただきます。
災害派遣時の木崎陸将.jpg

災害派遣時の木崎元陸将

■講義テーマ:我国の安全保障と防衛を考える~最前線からの見方~
■講師:元陸上自衛隊西部方面総監・退役陸将木崎俊造先生
■日時:11月1日(土)午後1時~3時
■会場:福岡市早良区西新6丁目西南学院大学内西南コミュニティーセンター
■受講料:二千円 
■要事前予約:お申し込みは080-5602-1586永嶋まで

アジアプラン・シニア大学塾 
永嶋直之
〒819-0013 福岡市西区愛宕浜2丁目1-11-307
TEL&FAX092-885-7145

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

☆JERUSALEM
●ヘルツェルの丘軍人墓地(献花)
●外務省:外務次官ニシム・ベンシトリット氏(前駐日大使)表敬訪問
●ヤド・バシェム(ホロコースト記念館)
●エルサレム市内観光(ヤッフォ門、旧市街、嘆きの壁、メア・シャアリーム、展望山など)エルサレム:Crowne Plaza Hotel泊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 3日目も首都エルサレムの予定がぎっしり詰まっていてホテル出発は7時45分です。
以下、写真を中心に説明したいと思います。
①ヘルツェルの丘で献花.jpg

ヘルツェルの丘で献花

②ヘルツェルの丘で集合写真.jpg
イスラエルと日本の両国歌を斉唱した後記念撮影

両国国歌斉唱動画
(動画ダウンロードに数分掛かる場合があります。)
 広場の周りにはイスラエル国家に捧げた約2万名の兵士と歴代の大統領、首相のお墓が整備されています。(お墓の回りには配水管から供給される給水で降水量の少ない丘にも萎れることのない草花が咲き誇っていました。)
 ③外務省訪問.jpg
外務省訪問

④外務次官表敬.jpg
外務次官表敬記念写真

外務次官スピーチ内容
 ベンシトリット外務次官は6年も日本駐在大使をやっておられ、大変親日家でもあります。昨日までシンガポール、タイ国の出張中でしたが、我々訪問団を出迎えるため、前日の夕方帰国され、本日は安息日で外務省が休日にも拘らず出勤されたものです。
 我々の質問にも丁寧にお応えになり、当初40分程の予定が2時間近くにもなりました。
 以降の予定を短縮せざるを得なくなりました。
 ⑤ヤド・バシュム(ホロコースト記念館).jpg
ヤド・バシェム(ホロコースト記念館:中は撮影禁止)
 ヒットラーに虐殺されたユダヤ人は600万人にもなります。
 ⑥杉原千畝記念植樹版.jpg
杉原千畝記念植樹版

⑦杉原千畝記念植樹と(吉田副団長).jpg
杉原千畝記念植樹と(吉田副団長)
(名前が"SENPO"となっているので、イスラエルの知人に"CHIUNE"に変更を依頼)
杉原千畝は大量のビザ(通過査証)を発給し、およそ6,000人のユダヤ人の避難民を救ったことで知られる。
遅い昼食をアメリカン・コロニーホテルで取り、いよいよ3宗教の聖地、イエルサレムの旧市街に入ります。迷子にならないようイスラエルと日本の国旗の付いた帽子を配布された。
⑧エルサレム旧市街.jpg
旧市街の店が居並ぶ路地

⑨キリスト安置の石.jpg
キリストの遺体が横たえられたとされる大理石

⑩壁絵(ローマ時代の市街).jpg
ローマ時代を再現する壁画

⑪現在の様子(壁と柱は当時の物).jpg
現在も残る町並みの遺跡跡

⑭嘆きの壁広場を駆けるユダヤ教信者.jpg
ユダヤ教信者(この帽子は30万円相当)

⑫嘆きの壁で祈る田母神団長.jpg
嘆きの壁で祈る田母神団長

⑬嘆きの壁前で記念写真.jpg
嘆きの壁前で記念写真

⑮テロ警戒中の武装兵士.jpg
テロ警戒中の武装兵士

⑮イスラエル・マクヤ・センター訪問.jpg
イスラエル・マクヤ・センター訪問

⑮イスラエルの翼(合唱).jpg
イスラエルの翼(合唱)

 最後は計画外ではありましたが、日本人のご夫妻が日本人留学生のお世話をしている学生寮がマクヤセンターだそうです。学生さんがイスラエルの翼を合唱してくれました。
「イスラエルの翼」合唱動画
 エルサレムの最後の晩のホテルに東京組み、福岡組を含めた半数の団員の未着のトランクがやっと届いた。やっと新しい下着にお目にかかった団員もいました。
 しかし、非情かな、今回の企画の永嶋代表のトランクはこの日も届かなかった。

 企画外の話題をここで紹介します。筆者の稲葉の先輩、宮内さんの紹介で、「エルサレムに行ったら是非、ミナ・ヤンコ女史に会ってきて下さい。」と言って20年前以上の彼女の電話番号のメモを渡されていました。私はヘブライ語は勿論、英語も不器用です。しかし、何としてもエルサレムの最後の晩なので、責めて電話位しなければならないと思っていました。その時、今回の企画調整役でご尽力頂き且つ今回のツアーに全行程お付き合いして頂き、しかも部署部署で通訳もして頂いた神藤先生(下記写真右側)が手を差し伸べて頂きました。(実際は20年前の彼女の電話番号が変わっており、電話不通でしたが、イスラエル経験者の団員参加者、児玉さんがホテルと調整してくれて新しい電話番号を調べてもらいました。)結果、神藤先生のヘブライ語通訳のもと、下記の写真の通りミナ・ヤンコ女史とお会いすることが出来ました。奇跡だと思いました。彼女にはお孫さんもおられ、現在は杉原千畝の研究者の一員として世界を講演で駆けづり回っておられるキャリアウーマンであることも判りました。日本大好きな女史でもあり、有名な糸川博士とも懇意であり、イスラエルのホロコースト記念館元副館長も経験された方でした。
 ⑯ミナ・ヤンコさん面談.jpg

ミナ・ヤンコ女史(右側が神藤先生)

 3日目も素晴らしい旅行と経験の連続でした。(しかし、トランク無しの1名の団員の試練も継続中です。)
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

☆TELAVIV
 ●Defense & Security Exhibition at MOD facility of Tzrifin
 ●IAI(Israel Aerospace Industries)見学および昼食
☆RAMLE
 ●IDF Home Front Command(含Disaster Management Simulator)
☆JERUSALEM
 ●ベン・アミ・シロニー教授と会食(1800~)
エルサレム:Crowne Plaza Hotel泊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 福岡組は前日から洗礼を受けましたが、テルアビブ空港について更なる洗礼を受けることに・・何と9人中4人の預けたトランクが届いてない!成田組はというと合流してから聞いて見るともっと酷いことに・・・13人中6人のトランクが届いてなかった!
 これからのイスラエルでの国防視察団が受ける更なる洗礼を覚悟して合流した大型バスで2日目の初めてのイスラエル国(イスラム国ではありません。)の視察が始まりました。
 (イスラエルの標準時は日本より6時間遅いので腕時計をイスラエル時間に合わせました。)早速成田組と合流し、大型バスで国防視察団研修開始です!(お元気な田母神団長ともお会いできました。)
①テルアビブ飛行場.jpg

やっとテルアビブ朝到着!(福岡組)
(本日は9.11の日、要注意の日!)

②石造りのテルアビブ飛行場通路.jpg
石造りのテルアビブ飛行場通路

③イスラエル石.jpg
エルサレムストーン(飛行場通路拡大)
(エルサレムの建物ではこの石の使用が義務付けられています。)

④イスラエル国防省&防衛産業展示場.jpg
イスラエル国防省&防衛産業展示場
(この銃は直角に折れ、隠れながら撃つことができるCORNER SHOT です。)

⑤無人機.jpg
無人機MicroB
(無人機はイスラエルによって開発されたそうです。)

⑥無人偵察車.jpg
無人偵察車

⑦無人偵察車.jpg
無人偵察車はAMSTAF6で6輪駆動です。8輪駆動もあるそうです。
(実際にガザ国境で使用され、空砲やゴム弾の発射も可能です。)

⑧対暴徒装甲車.jpg
対暴徒装甲車

⑨対暴徒装甲車.jpg
(暴徒鎮圧用に開発され、火炎瓶対策で自車の消火も可能です。)

⑩IAI研修ブリーフィング.jpg
IAI(Israel Aerospace Industries)研修ブリーフィング
(会社の概要、主要製造品:無人機等見学説明:撮影禁止)

⑪国境警備隊訪問研修.jpg
IDF Home Front Command(国境警備隊)訪問研修
(東日本大震災支援、3月下旬から隊員約60名、2週間日本に派遣)

⑫シロニー教授スピーチ.jpg
シロニー教授スピーチ・懇談・夕食会
(ヘブライ大学のベン・アミン・シロニー教授は親日家で日本語も上手)

 初日の視察から興味のある綿密な調整の元に計画された有意義なものでした。しかし、皆、旅の疲れもあり、会食後は早々にホテルの部屋に引き上げ休みました。トランクの届いてない団員は下着も替えれない惨めな一夜でした。(下着を慌てて購入した人もいるようです。)
一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

 福岡発組は、CX511(福岡10:45発/香港15:00着)にて香港へ。
 成田発組は、CX501(成田10:50発/香港14:45着)にて香港へ。
 乗り継いで、エルアル航空076便(香港16:30発/テルアビブ23:20着)にてテルアビブへ。テルアビブ:Dan Panorama Hotel泊

の予定であったが、福岡組(9人)は福岡から台北経由香港であり、福岡空港出発と台北空港出発時間が遅れ、香港でのエルアル航空076便に乗り継ぐことが出来ませんでした。キャセイ航空の担当者と調整した結果、タイのバンコク空港まで行き(深夜)、そこからエルアル航空でイスラエルのテルアビブに翌朝(7時20分)に到着することとなりました。
 成田組(13人)とはそこで朝、合流する予定。
 出足から多難が予想される旅行となりました。

①バンコク行き.jpg

香港からバンコクに向うキャセイ航空


②エボラ熱調査.jpg

バンコク空港のエボラ出血熱検査場
(この後、撮影を制止されてしまった。)


③バンコクでビール乾杯.jpg

折角のバンコクなのでタイビールでストレス解消!
(この後、エルアル航空乗継時、厳しい検査が!テロ対策?)

一押し協力願います
↓↓ ↓ ↓↓↓↓

にほんブログ村 政治ブログ 保守へ
にほんブログ村

会員募集

福岡県郷友連盟 入会案内
福岡県郷友連盟の会員構成は、以前は旧軍人が主体でしたが、平成に入ってからは幅広く「志ある国民」に呼びかけ、郷友連盟の信条活動に賛同され「誇りある日本の再生」を目標とした国民運動を共に展開する為、新規会員の勧誘を行っています。
職業、年齢、性別一切問いません。祖国再生のため、小さな取り組みを始めて下さる方、お待ちしています。