昨日(8月10日)夕方、米海軍第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」艦上でのレセプション(第7艦隊司令官主催)に福岡県郷友連盟会長代理として参加してきました。
招待者は小川県知事をはじめ、県市議会議員、九州地区の陸海空自衛隊指揮官(制服参加)、協力団体代表者等、艦上が混み合うほどの多数の参加者でした。
レセプションは和やかの中にも開始セレモニーは厳粛で、日米国旗と部隊旗が入場し、音楽隊により、日本国国歌、次に米国国歌が演奏されました。
挨拶は在福岡米国キャラハン領事、福岡県小川知事、第7艦隊スイフト司令官、松下自衛艦隊司令官、ブルーリッジのぺニントン艦長の順でした。
それぞれ、日米友好、震災時の友だち作戦の感謝、福岡のアピール等の内容でした。
以降、和やかな立食パーティが始まりました。私は何分英語が苦手で困っておりましたら、幸い郷友連盟特別会員の英語達者な井上さんが参加されており、一緒に第7艦隊司令官スイフト中将と話す機会がありました。
「尖閣は自衛隊が命を掛けて守り抜くが、中共軍が増強し、自衛隊が困った時は第七艦隊は助太刀してくれますか。」と問いかけたところ、スイフト司令官は「勿論だ!」と応えてくれました。
スイフト司令官のひと言は、昨年の東日本大震災の自衛隊の救助活動と米軍の友だち作戦の成果が日米安保に有効に働いていると感じました。
パーティの合間に若い将校に艦橋内を案内してもらいました。
以下、関連の写真を紹介します。
帰り際に、コーナーで販売していたブルーリッジの略帽を買って帰りました。
離艦時は水兵の敬礼と爽やかな博多湾の風に見送られて、井上さんと一緒にタクシーに乗って帰途につきました。
この記事へのコメント
ブルーリッジの威容を拝見いたしました。
今までに、日米は勿論、カナダ、ニュージーランド、フランス、ブラジル、アルゼンチンの軍艦に試乗致しましたが、本当にプロの海軍という雰囲気を持っていたのは、米海軍と我が海上自衛隊であると思います。
日米ともに海洋国家でありますから、海軍が弱いと国が成り立たない宿命でもあります。今後の両海軍の発展と実力の涵養を、国民として切に願います。
またブルーリッジの威容を見て、過ぎし日の帝国海軍の雄姿を偲ぶことにいたします。私の亡き叔父は海軍におりましたのでよく戦艦大和に乗った時のことを話してくれたものです。日米ともに優秀な海軍を持ったことは国民の誇りと言えるのではないでしょうか。
守山さん、コメントありがとうございます。
精強な海上自衛隊と米海軍第7艦隊がいますので、中国も迂闊に尖閣列島に手出しができないと思います。
後は、事あるときは、速やかに対応できるように法整備を急がなければなりません。
これこそが、シビリアンコントロールの責任です。
今朝の新聞によると、野田総理の指示により、統合幕僚監部が尖閣有事の対処要領について検討を始めたようです。