2012年10月アーカイブ

 平成24年12月10日から12日までの間、福岡県郷友連盟が企画しました台湾親善訪問(李登輝閣下表敬)に32名の方が応募して頂き、地元福岡のみならず、東京、千葉、石川、鹿児島、大分等からも参加して頂きましたことに、心よりお礼申し上げます。

 ご承知のことと存じますが、台湾は1895年(明治28年)日清戦争後の下関条約によって清朝から日本に割譲されたものです。清朝統治以前の台湾はスペイン、オランダや「反清復明」を掲げる鄭成功による地域的短期的な統治を受けましたが、過酷な国土、風土病が蔓延する「瘴癘の地」という厳しい自然環境と、容易に権力に屈さない戦闘的な先住民族の存在から撤退した経緯がありました。その後清朝が福建省の一部としますが、日本が統治を始めた1895年以降、日本国内もまだまだ貧しく発展途上の状態の中、台湾統治のため、台湾総督府が置かれ、地方行政区を定め、経済、教育、交通、水利事業、社会改革事業等を日本の莫大な予算を投入して行われました。この結果、清朝が中華文明の外にある「化外の地」「三年小乱・5年大乱」の地として持て余しほとんど未開のまま放置していた台湾を、日本政府は内地法を適用される「内地延長主義」を採り、近代国家として発展させました。

 その中のいくつかを紹介しますと、歴代総督には、樺山資紀、桂太郎、乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎、佐久間左馬太等の当代一流の中将以上の軍人を充て統治に当たらせました。行政区域を定め、元々台湾には交通という概念がありませんでしたので、そこに莫大な予算を投入して道路網、鉄道網、駅舎、港湾施設等を建設していきました。農業においては、主食はイモや赤米(小さくてまずい米)だったのを、磯永吉博士、末永仁技師の名コンビで12年の歳月を要して「蓬莱米」(現在の台湾でも栽培、輸出されている)を開発し米の大輸出国にまでなりました。新渡戸稲造博士の製糖業の大改革により、砂糖の大生産地にもなり、台湾は「飢餓の島」から『一大食料輸出基地』にまでなりました。教育では、日本語教育を徹底し、教育制度を作り、小(公)学校、中学校、師範学校、医学校、帝国大学等を創設しました。台湾総督府医学校は、漢人系の学生を対象とした極東で唯一の医学校でした。その他郵便事業、電信事業、電話の導入等を図り、1896年から1902年のわずか6年間で一般大衆向け郵便局87局を開設し郵便事業の普及を図りました。

 その後1945年までの50年間が日本が台湾を統治した期間ですが、産業も道路、鉄道、上下水道、港湾等もなかった未開の島が近代的な島に変貌しました。世界の歴史をひもとき、他国に行き、他国を統治して、これほどまでにその国の発展に寄与した国は、日本を除いてあるでしょうか。
 
 今回の台湾訪問は、日本統治下の教育を受け、22歳まで日本人として育ったと公言される親日の元台湾総統李登輝閣下との会見を主目的に、日本人が台湾の発展に貢献した場所や顕彰碑等を訪れ、昔の日本人がいかに優れていたのか、現代の日本において、我々は何をなすべきなのかを学ぶ研修と考えています。どうか本訪問団ご参加の皆さま、事前にある程度台湾の歴史等を調べて頂いて、成果のある研修旅行にしたいと考えております。 皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

平成24年10月30日

福岡県郷友連盟台湾親善訪問団団長
福岡県郷友連盟会長
吉 田 邦 雄

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芦屋航空祭研修.jpg

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 九州ブロック研修会は、日本郷友連盟が毎年全国の各ブロックに対して、研修会を実施計画するもので、今年の九州ブロックは福岡県が担当となりました。
 ブロック研修会は、各県の郷友会(郷友連盟)が活動状況等を発表し、各県が他の県の活動内容を把握し、意見交換を通じてその活動を更に活発にしようとするものです。                                
 今回の九州ブロック研修会は、会員はじめ、郷友連盟の活動にご理解いただける一般の方々との参加を頂き、交流を通じて相互の認識を深める絶好の機会と思っております。
 ぜひとも参加をお願い申し上げます。
 また、講演会も実施します。講師は、国会の代表質問等で活躍中の髭の隊長、佐藤正久参議院議員です。ぜひ佐藤議員の講話をお聞きください。
                                                                
                記

1 日時  平成24年11月10日(土)13:00~受付開始
2 場所  ホテルクリオコート博多 4F
       福岡市博多区博多駅中央街(博多駅筑紫口から徒歩1分)
3 研修会 13:30~15:30(会員対象)
4 講演会 15:45~16:45
佐藤正久議員.jpg講師:佐藤正久 参議院議員
演題:「この国難にいかに対処するか」

5 懇親会 16:50~19:30(イベントもあります。)
  懇親会費:¥3,000
(当日、会場にて申し受けます。)
6 その他 研修会、講演会は無料です。
  一般参加の方は講演会からの参加をお願いいたします。
  参加希望者は11月2日(金)までに福岡県郷友連盟事務所(下記)までご連絡お願いします。
(懇親会の参加の可否、氏名、職業、住所、電話番号もお知らせ下さい。)
  申し込み先:電話・FAX 092-761-7032

2012福岡県陸軍墓地慰霊祭.jpg 平成24年度の福岡県陸軍墓地慰霊祭は、10月14日(日)午前11時から福岡県郷友連盟主催で、しめやかに、且つ厳粛に執り行われました。
 慰霊祭は、天気も良く、無風状態の天気の元、ご遺族、国会議員、県会議員、市会議員、陸空自衛隊指揮官、友好団体代表者、空自春日基地幹部会、協賛団体代表者、福岡県郷友連盟本部・支部会員、その他一般市民など多数の方々が参列されました。
2012慰霊祭参加者.jpg

慰霊祭参加者

 式典は、福岡県護国神社神官による神事にはじまり、吉田祭典委員長の祭文奏上、菅原偕行会会長の祭詞奏上、吉田上席師範の詩吟奏上ののち、参列者全員が玉ぐしを奉奠して明治維新から先の大東亜戦争に至るまでの国難にあたって我が国の独立を守るために尊い命を捧げられた御霊に感謝と今後もご加護賜らんことをお祈りしました。
(文責:稲葉)
【 祭典委員長の祭文 】
【 福岡県陸軍墓地の由来】
2012菅原偕行会会長祭詞奏上.jpg
菅原偕行会会長祭詞奏上

2012吉田城世先生詩吟奏上.jpg
吉田上席師範の詩吟奏上

2012松尾日本会議福岡会長玉串奉奠.jpg
松尾日本会議福岡会長、菅原偕行会会長玉串奉奠

2012撤収支援空自隊員の皆さま.jpg
撤収支援・航空自衛隊隊員の皆さま
(設営支援は陸上自衛隊隊員の皆さまにやっていただきました。)

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慰霊祭チラシ1.jpg
【 福岡県陸軍墓地の由来】

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守山善継氏から投稿を戴きましたので下記に掲載いたします。
我々が歴史に学ぶことは、我々は何も歴史に学ばないという事だ

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会員募集

福岡県郷友連盟 入会案内
福岡県郷友連盟の会員構成は、以前は旧軍人が主体でしたが、平成に入ってからは幅広く「志ある国民」に呼びかけ、郷友連盟の信条活動に賛同され「誇りある日本の再生」を目標とした国民運動を共に展開する為、新規会員の勧誘を行っています。
職業、年齢、性別一切問いません。祖国再生のため、小さな取り組みを始めて下さる方、お待ちしています。