⑥5日目9月14日(イスラエル国防視察団旅行記)


☆GINOSAR
●イガル・アロン将軍記念館(イエス時代の木造船見学)
●遊覧船(ゲノサレ発着)
☆TEL HAI
●トルンペルドール(Joseph Trumpeldor)記念館
☆GOLAN EIGHTS
●ゴラン高原視察(アビタル山)
☆KATZRIN
●カツリンのワイナリー見学
☆HAIFA
ハイファ:Dan Panorama泊
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朝の出発は今朝も8時です。歩いてホテル近傍にあるイガル・アロン将軍記念館に行き、イエス時代の木造船を見学した。それから約1時間ほど、ガリラヤ湖の遊覧船に乗って、ガリラヤ湖からティベリアの町を眺めることが出来た。

イガルアロン記念館
発掘された2千年前の古代船
ワイン試飲(ロシア系美人)
(田母神団長のチップのお蔭で撮影承諾)
ガリラヤ湖遊覧船日本国旗掲揚
(貸切船のお蔭で日本人向けサービス)
ガリラヤ湖から古代都市ティベリアを展望

船を下りてバスで更に北に進み、トルンペルドール記念館を見に行きました。トルンペルドールは、ロシア系ユダヤ人であるが、日露戦争でロシア軍に志願した。ロシアにおいてもユダヤ人は宗教上の理由で虐めを受けていたので、トルンペルドールはロシアにおけるユダヤ人の地位向上のためという思いで志願したのである。そして日露戦争で、彼は日本軍に捕虜として拘束されることになった。大阪の捕虜収容所に収容されたが、収容所で日本人は大変優しく捕虜を扱ってくれたという。そして彼は何故この小さな国日本が大国ロシアに勝ったのだろうと考え始めた。そしてそれは日本人の国を思う団結心であるとの結論に至った。捕虜釈放後、一時ロシアに帰国した彼は、父祖の地パレスチナに戻ってユダヤ人の国家を造ろうと行動を始めた。当時彼が帰ったパレスチナ北方の地はフランス統治下にあった。イスラエルの建国運動は、日露戦争における小国日本の勝利も大きな刺激を与え、2千年間国家を持たなかったユダヤ人に国家意識を目覚めさせるきっかけとなりました。こうしてシオニズム運動は広がってゆきました。

トルンぺルドール記念碑
トルンペルドール墓地
トルンペルドール説明映画
トルンペルドール記念館(当時の住居兼砦をそのまま記念館にしている。)
レバノン国境視察:イスラエル最北端の道路(道路の左がレバノン:フェンスの傍は土でゲリラの足跡捜索用)
ゴラン高原展望台(後方に見えるキャンプは国連軍キャンプ:髭の隊長、佐藤議員もここで勤務した。)
ゴラン高原展望台:ドルーズ教徒の地元住民(右側の人は地元の学校の先生)
ゴラン高原の標高1204mのアビタル山頂にある国連軍監視所(砲弾着弾場所を監視するスイス軍兵士)
アビタル山頂からシリヤ領土内砲撃煙(内戦中のシリア領の着弾煙)
アビタル山(中東戦争戦車廃材芸術作品)
アビタル山空挺兵士研修

アビタル山をバスで降り、カツリンのワイナリー見学に行きました。ワイン作りの説明を受け、ワインの試飲を楽しんだり購入したりしました。またすぐ近くにオリーブオイルを作っている工場もあり、見学しました。その後約1時間半のバス移動でイスラエル西側の地中海に面したハイファのダン・パノラマホテルに到着しました。団員はホテルの窓からハイファの夜景を堪能しながら一日の疲れを癒しました。

カツリンのワイナリー工場見学
カツリンのワイナリー試飲
ハイファーの夜景(Dan Panorama Hotelから)
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