遠賀中間地区郷友会会長 中田和信
遠賀町内外のご来賓をお迎えし、軍神古野少佐の70周年慰霊祭を開催することが出来ましたことは、誠にありがたく、心からお礼申し上げます。
もともと、故三原朝雄先生(元防衛庁長官)が、県の郷友連盟会長であった頃は、遠賀町にも会員が百人位いたそうです。
その後、代が変わり月日が経って消滅状態の時、上田輝夫連盟会長から、遠賀でも郷友会を立ち上げてくれないか、と言われました。川端和尚と相談し、三原朝雄先生にお会いして、先生に「如何いたしましょうか」とお伺いしました。
先生は「昔は賑やかだったが、どうなったんかナー」と言われ、ともかく「是非やってくれ」とのことでありました。
もちろん麻生太郎先生や、故柴田貫蔵先生他、名士の方々の後押しもあって、平成11年に発会式を行うことが出来ました。
平成13年12月8日には、60周年記念として、初めて慰霊祭を実施しました。
元防衛政務次官三原朝彦様、松本県議、常任相談役の春田章匡様を始め、海友会、元兵学校、若桜会そして、三術校副校長、陸上自衛隊小倉駐屯地遠賀地区警備担当中隊長等多くの方々のご支援ご協力により、平成18年12月8日には、65周年記念として第2回目の慰霊祭が出来ました。
平成23年12月8日の本日は、第3回目の慰霊祭として、70周年記念式典となります。
福岡県郷友連盟の吉田邦雄会長からは、「遠賀としてやりやすいようにやってほしい、全面的に応援する」ということであり、本当にお蔭をもちまして今日を迎えることが出来ました。
今回は新たに、隊友会、国民会議、日本国防協会、つばさ会、遠賀郡遺族会、自衛隊父兄会、老連会等多数お出戴くことになりました。
特に、日本国防協会評議員・水崎勝彦様のご尽力によりまして、海上自衛隊佐世保地方総監代理として下関基地隊司令、そして陸上自衛隊小倉駐屯地からは副連隊長、航空自衛隊芦屋基地から副校長、芦屋基地OBの交友会会長等の御厚意を戴きました。
又、遠賀町長、議長には特段の便宜を図って頂き、虫生津区にはご迷惑をお掛けしております。
お一人お一人、お名前を申し上げて御礼申し上げたいところですが、お寒い中、時間も経ちますので、主催者を代表して御挨拶を兼ね、開式の挨拶と致します。
本日は本当に有難う御座いました。
平成23年12月8日