⑩9日目9月18日(イスラエル国防視察団旅行記:福岡組のみ)


●福岡行の方は、CX510便(香港14:55発/福岡20:55着)で福岡空港へ。)
●福岡到着後、入国・通関して解散。(福岡組)
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試練の番外編になってしまいましたが、せっかく香港一泊の機会を与えられたので、朝食後、ホテル周辺を散歩することにしました。(皮肉なことにこのホテルはイスラエルのどのホテルよりもサービスが行き届いていました。)

翌朝の香港宿泊ホテルと港
香港の救助船
アジア国際博覧会会場(ホテル横)
会場内はまるでビジネス街の雰囲気です。
イスラエルのダイアモンドパビリオンあり。
香港空港内(流石ハブ空港です。搭乗口約500箇所)

団員の若い2人は空港集合時間になるも未到着。暫く待って無事、マカオのカジノから到着しました。(何と、昨晩から香港の港から高速船に乗って約1時間のマカオのカジノで遊んでいたらしい。何と昼帰りの兵でした。
皆揃って搭乗手続きを済ませ、一日遅れの定刻、15:10香港空港を飛立ちました。以降、暇に任せてフライト写真を添付いたします。

香港離陸直後
台湾接近飛行中
台北空港接近中
台北空港管制塔
台北空港の夕焼(離陸時)
尖閣上空通過中
尖閣周辺の漁火(中国漁船?)
福岡空港接近中
福岡空港着陸寸前(上部中央黒影は前輪)
福岡空港無事解散(荷物異常なし)

福岡組はイスラエル国防視察団の往復時は色々とアクシデントがありましたが、最後は目的を十二分に達成して全員無事帰国することが出来ました。
企画した関係者の皆さん、意気投合できた参加者の皆さん、ありがとうございました。
最後のシリーズ⑪では今回の視察団に参加した一人として感想を述べさせて頂きたいと思います。

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⑨8日目9月17日(イスラエル国防視察団旅行記)


●香港(13:50)着後、福岡便乗り換え失敗
●成田行は、CX500便(香港15:10発/成田20:30着)で成田空港へ。
福岡組香港空港前ホテル泊
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帰路田母神団長と同席(テルアビブ~香港)

朝食も機内食で、食事が終わるといよいよ香港到着です。
ところが8日目は最後の日であったはずが、福岡組は更なる試練が待っていました。
成田組は順調に乗換えができ、予定通りでしたが、福岡組は台北経由の福岡行きに乗ることができないアクシデントが発生!キャセイ航空担当者に詰め寄りましたが、エルアル便が遅れたのでキャセイ航空は出発してしまった事実だけ説明するだけで、責任ある回答なし。英語が流暢な児玉さんのキャセイとの直談判でキャセイの責任で香港一泊のホテルを用意し、一日遅れの9月18日の便で福岡に飛ぶことになりました。
福岡組の団員の中には18日から予定を組んでいる人もおり、連絡調整に大変でした。

香港一泊延長(福岡組)居直り夕食会

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⑧7日目9月16日(イスラエル国防視察団旅行記)


☆TELAVIV
●イタマル・グラフ氏(Acting Director of SIBAT)訪問
☆ASHDOD
●グループ1:ハッツオール空軍基地TBC訪問+ IMI
☆TELAVIV
グループ2:IMI内Counter Terror Academy+レビディーム(イスラエル警察爆弾処理班)    ※昼食はそれぞれ分かれてとります。
●独立記念ホール見学(1500~)
●国家安全保障研究所(INSS)スタッフ、アヴィ・ヤリブ氏(アイアンドーム開発者)訪問。
エルアル航空075便(テルアビブ21:45発)にて香港へ。(機中泊)
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テルアビブホテルから地中海展望
イスラエル滞在最後となるホテル玄関

7日目も重要なイスラエル陸・空軍部隊研修で、全面的に撮影禁止であったため、十分な写真をアップすることが出来ません。(以下、田母神団長のブログを引用します。)
朝0730にホテルを出発して国防省に向かった。国防省に防衛装備品の輸出と外国との防衛協力を担当するSIBATという部署がある。そこの副部長であるイタマル・グラフ氏と面談した。日本との防衛協力を進めたいといっていた。イスラエルは軍の組織も装備品もドクトリンも極めて実戦的に出来ているので、自衛隊がより戦える軍に脱皮していくためには、イスラエルとの交流を深めることがいいのではないかと思う。それが日本の抑止力を高め戦争防止に役立つことになる。

国防省武器輸出副部長グラフ氏懇談
田母神団長、グラフ氏と握手

国防省から研修団は2個班に別れ、1つはガザ地区北方40キロメートルにあるハッツオール空軍基地、もう1つのグループは、IMI(Israel Military Industries)内のテロ対処アカデミーの研修ということになった。私は空軍基地を訪問したが、ハッツオール基地の訪問は戦争地のガザに近いということで14日になってようやく研修が決定した。ここは戦闘機基地であるが、戦闘機が編隊で訓練できるシミュレーターがおいてあり、全土から交代で飛行隊がやって来て訓練をしている。1回の訓練は4週間単位である。航空自衛隊にも戦闘機のシミュレータはあり、一人のパイロットは訓練できるが、イスラエルは8つのコックピットが地上の要撃管制官と繋がった形で、しかも敵機パイロット用コックピットが他に2つあり、総合的な訓練が出来るようになっている。これによって実際に空を飛ぶ年間飛行訓練時間が相当節減できると言っていた。一人当たりのパイロットの年間飛行訓練時間は80時間だそうだから航空自衛隊に比べるとかなり少ない時間になっている。航空自衛隊にもこのような大規模シミュレータが入れば、経費節減には役立つかもしれない。
基地を後にしてテルアビブに向かい市内の独立記念館に行った。ここは1948年5月13日ベングリオン初代首相がイスラエルの独立宣言をした場所である。ユダヤ民族にとっては2千年間国を持たずに世界各地で苦難の暮らしをしていたが、この時ユダヤ人国家イスラエルが誕生したのである。

独立記念ホール見学
正面にはベングリオン初代首相写真

その後テルアビブのホテルで、国家安全保障研究所(INSS)関係者二人のイスラム過激派の話と情報処理のためのイスラエルのシステムの売り込みの話を聞いた。イスラエルは国を挙げて、国家防衛のために、国家隆盛のために努力していることが強く感じられた。
今回のイスラエル訪問は大変勉強になった。日本も国を守ることを本当に真剣に考える時期であり、中国などに万が一にでも侵略されない態勢を作っていくことが必要であることを痛感した旅であった。また日本ではユダヤ人は悪いことをしているというような情報が溢れているが、今回のイスラエル訪問によってそれは一面的な見方ではないかと思うようになった。2千年間国を持たずに生活してきたユダヤ人がようやく父祖の地パレスチナでユダヤ人国家イスラエルを建設することになった。2千年間国を持たない悲哀を味わい、ヒトラーによる民族大虐殺を受けたユダヤ人がようやく造り上げた国がイスラエルなのである。これを守るためにイスラエルは国を挙げて国を守るために努力している。その強固な国家防衛意思こそ今の日本に必要ではないのか。今回の国防視察ツアーを計画してくれた皆さん、一緒に行ってくれた皆さんに心から感謝申し上げたい。(引用終り)

国家安全保障研究所ヤリブ氏&カルモン氏スピーチ後

これでイスラエル国防視察団のイスラエルの全日程を終了し、テルアビブ空港にバス直行です。空港では出国手続き(厳しい検査は入国時と同様)終了後、時間があるので、団員はイスラエル国内の買物の税金の払い戻しや、追加の買物に時間を費やした。
テルアビブ空港出発は21:45、香港まで11時間の長旅です。遅い機内夕食とワインを飲んでから眠りに就きました。

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