平成24年の福岡県郷友連盟の新春祝賀会は、1月21日(土)11時から13時30分の間、ホテルセントラーザ博多で国会議員、県・市議会議員、協力団体代表、自衛隊関係者及び県本部・支部会員約100名が参加して行われました。
最初に吉田会長が主催者として誇りある日本の再生に向けて積極的に行動していく決意を表明。
続いて、陸海空自衛隊の各代表が、昨年の東日本大震災と福島第一原発事故に伴う災害派遣、我が国を取り巻く安全保障問題に関連する自衛隊の活動状況について説明。参加者には同時に3自衛隊の状況が聞けたと喜ばれました。
また来賓挨拶では日本会議福岡の山本泰蔵理事長が、政権交代と大震災によって国民の間に国家のあり方を見直す機運が芽生え、今こそ誇りある日本の再生という共通の理念を掲げる諸団体は力を合わせて改革に取り組むべきであると強調された。
後半は、吟道光世流清光吟詩会副会長吉田城世氏による「美しき日本を詠う」、亀井神道流西日本吟詠会宗師範宮澤泉陽氏と会長代行鳥井幸陽氏による「名槍日本号」の吟詠、当地の伝統芸能「博多にわか」での初笑い。
飛び入りで「自衛隊を敬い感謝し激励する市民の会一同」からということで、昨年の東日本大震災に於ける自衛隊の活躍と本来の国防の任を全うしている事に対して感謝状が贈られる一コマがあった。
2012年1月アーカイブ
私たち郷友連盟は、誇りある日本の再生を目指し活動する社会活動団体です。主な活動は、国のために尊い命を捧げられた方々の遺志を大切にすること、日本の歴史や伝統を継承すること、我が国の守りを考えることです。
このため親睦や懇親を図る部隊OB会等の組織とは性格が異なります。民主党政権が発足して2年が経過しましたが、この間における民主党政府の国益を損なう数々の施策や中国・北朝鮮の行動に対して、国民も眼が覚め、国益を守らなければ日本があぶないと感じ始めています。今年の成人の日のテレビニュースにおいて新成人に抱負を聞いていましたが、誇りある国を作りたい、日本国の発展のために尽くしたい、震災の復興に尽くしたい等の発言が多数あり、そのような抱負を述べる新成人に感動を覚えました。
郷友連盟は、そのような考えを持っている国民の方々の中心になって活動していきたいと考えております。具体的には、福岡県陸軍墓地の慰霊祭を始めとする各地の慰霊祭での英霊の顕彰、史跡研修を行っての郷土の歴史や伝統を継承する活動、自衛隊研修を行い我が国の守りの実情を研修する等の活動をさらに広げていきたいと考えています。また一昨年来実施している政府への提言も続けていきます。(定住外国人に対する地方参政権付与法案に対する反対の提言、夫婦別姓法案に反対する提言等)
更にはアメリカの日本占領政策において植え付けられた自虐史観からの脱却を目指す活動も重視しています。その一つは、新教育基本法と教育指導要領に基づく歴史と公民の教科書を教育現場で採択する活動を続けることです。昨年12月は今後4年間において使用する教科書を採択する時期でした。福岡県内では、中学校の歴史、公民教科書は、日本の歴史や伝統を誇りに思うような教育を行うと定めている教育指導要領に則った教科書は採択されませんでした。
また私たちは、郷友政治連盟として福岡県選挙管理委員会に認可を受けている政治団体でもあります。これまでも佐藤正久・宇都隆史参議院議員の選挙の際には、防衛諸団体をまとめる中心となって選挙活動をおこない、県内における両候補の選挙活動を支援しました。現役自衛官の皆さんは政治活動が制限され、隊友会や父兄会の皆さんも、その組織名では選挙活動ができません。このため郷友政治連盟のもとに防衛団体連絡協議会を立ち上げ、その組織に各団体や部隊OB会等の皆さんも加入して頂いて支援活動をしており、県内における強力な支援基盤となっています。今年は衆議院議員選挙があるのではないかとの新聞報道がありますが、私たちは国政選挙において、保守の候補者を国会に送り込み、私たちの主張を国政に反映してもらいたいと願っています。
今年も福岡県郷友連盟の活動に皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成24年1月
1月6日、福岡県郷友連盟吉田会長以下5名で福岡県小川知事との年頭挨拶に行って参りました。
「幣立神宮の竜神雲」の写真を額に入れて知事に進呈しました。
短時間でしたが吉田会長から郷友連盟の理念信条から最近の陸軍墓地慰霊祭など活動状況について説明しました。小川知事には郷友連盟についてよく理解していただいたと思います。
小川知事からは引き続き郷友連盟の活動に期待するとのエールをいただきました。