福岡県県議会議員
加地 邦雄 殿
台湾の近代化に尽くした福岡県人、末永仁氏胸像贈呈について(お願い)
加地議員におかれましては日頃から福岡県郷友連盟の活動に対するご理解とご支援を頂きありがとうございます。「誇りある日本の再生」を目指すため、引き続き皆さまのご協力を得て日本の真の再生に尽力したいと考えております。
さて、標題の件ですが、福岡県には台湾の近代化に尽くした福岡県人、蓬莱米(ホウ ライ マイ)の母 末永 仁(スエナガ メグム)氏なる偉人の出生地です。
ご相談は郷友連盟ともお付合いいただいている日本李登輝友の会の永嶋直之氏(日本李登輝友の会福岡県支部事務局長)経由で、台湾の名士、許文龍氏からの申し出で、偉人、末永仁氏の顕彰のための胸像を出身地福岡に寄贈したいとの申し出の受託の件です。
許文龍氏(世界一のABS樹脂メーカー奇美実業の総帥)は、「台湾の今日は日本統治の50年があったからだ」という歴史観の持ち主で、その時代に顕著な功績のあった日本人の胸像をつくり関係先に寄贈して顕彰なさっており、末永仁氏の郷里でもこの事跡を知って欲しいと、受け入れ先を探しておられます。
末永仁氏の経歴からすると胸像設置場所としては、学校卒業後最初に職を得た福岡県の他、生地である大野城市、農業を学んだ大分県三重農業学校、宮崎農林専門学校(現宮崎大学)がありますが、永嶋氏としては、末永仁の気持ちを慮って父母(一族)の地であり、最初に勤務された福岡県が最良ではないかと思っておられます。
福岡県郷友連盟としては、加地議員にそのことをご理解いただき、最終的には福岡県日台友好議員連盟、福岡県防衛議員連盟で検討していただけないかと思っております。
昨年の東日本大震災においては、台湾は、いち早く、莫大な義捐金を送ってくれた友好国です。また、その国の名士が福岡県人の偉人、末永仁氏を顕彰したいとの申し出でもあります。日台友好の証としても、今回の偉人胸像の贈呈の話は福岡県でも積極的に受入れていただきたいと福岡県人としても希望いたします。
以上