井上政典氏記念講演


井上政典氏講演

演題「博多は仏教の聖地でもある」

1.産経新聞で毎週木曜日にシリーズで博多に関する記事を掲載しています井上です。
博多の町興しにも協力させていただいております。

2.本題に入る前に吉田会長さんの挨拶に感動しましたので、言葉の表現について話したいと思います。
「専守防衛」という言葉ですが具体的に説明しようとすると難しいのではないかと思います。簡単に言えば、「専守防衛」とは日本が他国から攻められた場合、日本人が何万人、何百万人が死ななければ反撃できないということです。皆さん、このことが可笑しいと思いませんか?
最初から脱線しましたが本題に戻ります。

3.仏教は538年に日本に入ったといわれていますが2000年前には既に伊都国に入ってきている話があります。
空海(弘法大師)が通常10年の唐での修行を2年で卒業し、博多に帰国し、京都に上京しようとしたところ、余りにも短い修行に疑義を抱いた朝廷が空海を博多に足止めしたという歴史があります。その時に空海が博多に作ったお寺が東長寺であります。その時代は800年頃です。

4.それ以降、1241年、博多に承天寺を建立した聖一国師がおられます。このお坊さんのお話を3月にこの由緒ある承天寺で聖一国師物語の演劇をやりました。その原作を私が書きました。謝国明という豪商が聖一国師に協力して博多の街造り貢献した話も有名です。その時代に博多の山笠やうどんの発祥の地として建設の主が聖一国師です。
その原作を私が作り、プロの俳優と町の皆さんの出演で3日間、3回上演しました。その3日間は寒い日にも拘らず、毎日満員御礼でした。
その中で、最も苦労をした場面が疫病が博多に流行した時に、子どもを疫病で亡くした夫婦が「この世の中は神も仏もないのか」と言って聖一国師に追いすがる場面があります。その場面をどのように表現するかで出演者は悩みました。
そこで、思い出したのが、今上天皇陛下が昨年、東北大震災被災地で被災者をお見舞いされた時の行動です。天皇陛下は被災者に対して膝間着いて被災者の目線に合わせて声を掛けられました。「大変だったですね。本当にご苦労なさいましたね。」とお声を掛けられました。その場面こそが天皇陛下のお心が被災者に伝わったのではないかと思いました。
天皇陛下は皇居でも四方の神様に「災いが国民に来る前にまず、私に災いを通して下さい。」と祈願されております。そのお気持ちがこの被災者に伝わったものと思います。「こんな大災害が私(天皇)に来なくて皆さん国民のところに直接来てしまって申し訳ありませんね。」と心で詫びておられるのです。
その気持ちをプロの俳優さんに話すと、流石直ぐに理解してくれました。
子どもを疫病で亡くした夫婦が「この世の中は神も仏もないのか」と言って聖一国師に追いすがる場面では、聖一国師が膝を着いて、被害者の夫婦に目線を合わせてじっと見つめるしぐさをしました。それを見ていた承天寺住職は流石であると褒めていただきました。
そのような、素晴らしいお坊さんが日本で始めて広めたところが、この博多です。
最澄、空海、聖一国師にちなんだ場所が福岡に多数残っています。

5.日宋貿易の拠点も博多ですね。今、大河ドラマの平清盛に関連する安徳天皇の居留場所も福岡にあります。また神話の世界に遡ってもイザナギ、イザナミの神を祭ってある神社が福岡に多数残っています。これは、福岡、博多の町は神話時代から守られている古い時代から栄えていた証拠でもあります。
日本の歴史を感じるには奈良、京都に行けばよいという人がいますが、それはまず、福岡、博多なのですね。日本の歴史は京都では794年、奈良でも精々710年です。東京江戸は1600年からです。博多というここは、2000年前から栄えておりました。しかも文化歴史がずっと途絶えることがありませんでした。

6.博多から縄文土器が出てこないという学者がおります。しかし、弥生時代の遺跡の下から必ず縄文時代の遺跡が出てくると思います。青森の三内丸山遺跡は現在人が住んでない所から出てきています。博多はその縄文時代からずっと人が住んでいるので、今、人の住んでいるところを発掘すれば必ず、縄文時代の遺跡も出てくるはずです。
このように、我々は歴史上も素晴らしいところに住んでいるのに、我々自身がその歴史を知らないのは可笑しいではありませんか。

7.最後にまとめます。
博多は2000年間、ずっと途絶えることなく連続した歴史があります。格調高い神々を祀っている神社も沢山あります。そんな所は、日本では福岡、博多にしかありません。最後に警固神社の話をします。警固神社には災いの神様とそれを鎮める神様が祀ってあります。日本人は災いも、よいことも同様に受入れることにより、災いが減ってくるという考え方をしています。それが日本人のよさだと思います。「災いを転じて福となす」という諺がありますが、現在滞こっている震災の瓦礫処理もこの考え方で、日本各地でガレキ処理を受け入れ、日本が立派に再生することが重要ではないでしょうか。

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