会長挨拶


 今年は天皇陛下の御譲位が決定し五月には皇太子殿下が天皇に即位される記念の年と成りましたが、これまで三十年間にわたり日本国家の安泰と日本国民の安寧をお祈り頂きました天皇皇后陛下や皇室の皆様のご繁栄とご多幸を祈念申し上げます。

私共郷友連盟は、誇りある日本の再生を理念とし、英霊の顕彰、国防体制の充実及び歴史伝統の継承の三点を行動方針として活動しております社会活動団体です。また現職自衛官や隊友会、自衛隊父兄会は選挙活動ができにくい制度となっているため、郷友連盟は、郷友政治連盟として福岡県選挙管理委員会に認可を受けた政治団体でもあります。これらの目的を達成するために事業としては、毎年十月に福岡陸軍墓地の慰霊祭を当連盟が主催して催行しております。昨年は一般市民の若い方もたくさんご参加いただき、百五十名の方のご参加を得て慰霊祭を行うことができました。防衛体制の強化のためには、一般市民の方をお誘いし、陸海空自衛隊の研修を行い、基地の防衛体制のブリーフィングを受け、各種装備品を見学し、装備車両に試乗したり、隊員と同じ食事を喫食したりすることにより、市民の皆さんの防衛に対する意識の向上を図る活動をしております。このような活動を続けることにより、若い会員特に女性会員の方が増えておりますが、会員の増勢は、全国の郷友連盟では福岡だけの嬉しい結果です。

 今年は統一地方選挙と参議院議員選挙の年でもあり、保守系候補者を応援し、自衛隊出身の参議院議員で外務副大臣の佐藤正久議員を応援する活動を行います。

 今年も郷友連盟は誇りある日本の再生のため、各種の活動を積極的に推進し、日本を良くしたいという団体との連携を強化し、また自衛隊研修も続けていきま す。更に安倍政権のうちに憲法を改正するという大目標があります。

 前の参議院議員選挙において戦後初めて改憲勢力が2/3を突破しました。憲法の規定では衆参両院で2/3以上の賛成を得て憲法改正の発議がされたあと、国民投票で1/2以上の賛成を得て憲法改正を行うよう規定されています。現在、衆参両議院の憲法審査会において憲法改正のための審議が行われておりますが、実りある議論が尽くされて憲法改正の試案が出ることを祈っています。その次の国民投票に対する国民の皆さんの意識向上のために憲法改正の署名活動や街宣活動、講演会等を展開していきますので、皆様方のご協力、ご支援をお願い申し上げます。

平成31年2月  福岡県郷友連盟 会長 吉田邦雄

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台湾・澎湖島軍艦「松島」爆沈110周年慰霊祭に参加


 蛇頭山慰霊碑前での慰霊祭全参加者

(後ろの海が爆沈場所の馬公港)

 軍艦「松島」は帝国海軍の二等巡洋艦で明治25年4月竣工、2年後の日清戦争では連合艦隊旗艦を務めました。明治37年からの日露戦争においては第三艦隊第五戦隊に所属して、翌年5月27、28日の日本海海戦に臨み偉大な戦果を挙げました。巡洋艦「松島」は明治41年海兵35期少尉候補生を乗せて遠洋航海の途上、寄港した台湾澎湖島馬公港において明治41年4月30日爆沈しました。殉職者は乗組員370名中207名、その中には陸軍元帥大山巌公爵の嫡男大山高候補生も含まれておりました。慰霊碑が馬公に殉難者之碑が佐世保に建立されました。

戦前は帝国海軍の主催で慰霊祭が行われ、東郷平八郎元帥が祭主を務められたこともあります。戦後は台湾澎湖県等により慰霊祭が営まれてきましたが、慰霊祭に日本人の参加はありませんでした。爆沈110年の今年、9月24日、台湾の澎湖島蛇頭山慰霊碑前で慰霊祭を行うに当たって日本人有志の参加を依頼され、福岡県郷友連盟が本慰霊祭参加のツアー(参加者23名)を組んだものです。東京組、大阪組の皆様を合わせると約70名の方々が慰霊祭に参加され、日本人として大変心強くまた誇りに思うところです。その慰霊祭に参加するために三泊四日の行程を組み、日台親善の台湾訪問団の旅となりました。 以下、その旅の概要について写真付きで報告いたします。 

○1日目(9月23日):福岡空港(吉田団長以下16名)、関西空港(エルドリッヂ博士)、羽田空港(田母神29代航空幕僚長以下6名)がそれぞれ台湾に向けて出発。台湾の松山空港で合流し、23名の訪問団を結成して国内便で澎湖島の馬公空港に到着し、ホテルに直行。夕食会は海鮮料理。井上さんの司会で全員の紹介、田母神氏の挨拶で盛り上がる。

訪問団結団式(台湾松山空港)

 ○2日目(9月24日):午前中は澎湖島観光で島の西端の西嶼西台(日本軍要塞跡)から跨海大橋、林投公園(日本軍上陸記念碑:昼食会の時間が迫り確認できませんでした。)を見学。

午後は本番の3箇所の≪軍艦「松島」爆沈110年慰霊祭≫に参列

14時~18時 (仏教14時から:龍山寺、神道・仏教15時半から:*蛇頭山慰霊碑前、道教17時から:温王廟)

*蛇頭山慰霊碑前:戦後始めて日本人が参加する慰霊祭で浜風の強い中、粛々と催行。

・奉納(福岡):1.松島遭難に関する報告書奏上:福岡県郷友連盟会長 吉田邦雄

2.献花:第29代航空幕僚長 田母神俊雄氏、エルドリッヂ博士、

西川京子氏(元国会議員)、山本香代子氏、白木大五郎氏

・玉串奉奠(福岡):吉田邦雄団長、田母神俊雄氏、

第36代自衛艦隊司令官 香田洋二氏、エルドリッヂ博士、稲葉敏(幹事)

・18時30分~21時 日台合同懇親会(日本側70名、台湾側20名)

合同懇親会は来賓として元国防大臣の蔡明憲氏、澎湖県の県知事ほか多数の関係者も参加され、日台友好の親睦会となりました。蛇頭山慰霊祭の主催者、許光輝氏から「佐世保鎮守府と馬公要港部の姉妹港締結」希望のアピールスピーチが印象的でした。

 

 龍山寺慰霊祭(菅野泰紀氏鉛筆画謹呈)

温王廟慰霊祭(道教式)

 

 佐世保鎮守府と馬公要港部の姉妹港締結幕

慰霊祭会場支援金募金箱進呈 

○3日目(9月25日):午前中は島内観光組(バス18名)と*(注1)海軍基地表敬組(ワゴン車5名)に分かれてホテルを出発。11時に馬公空港で合流し、松山空港に向けて出発。

1時間弱で松山空港着、昼食後、14時頃*(注2)パネルディスカッション会場の台湾大学校友会館に到着。3時間に渡る熱いディスカッションの後、ホテルに移動し、チェックイン後、ホテル内の夕食会場に移動、2回目の日台合同懇親会に参加。懇親会もパネラー始め、台湾側からディスカッション参加者が増え、大変盛り上がる台湾訪問の最後の懇親会となりました。

*(注1)海軍基地表敬

・9時30分~10時30分 馬公港近隣の海軍基地146艦隊司令官(呉立平海軍少将)を(注3)自衛隊OB4名とエルドリッヂ博士が表敬しました。

表敬懇談場所は(注4)フリゲート艦(「田単」PFG-1110)内の会議室で司令官他約10名ほどの幕僚が待っていました。席上には軽いデザートが置かれていましたが飲み物のみで他に手を付ける暇がありませんでした。進行は司令官挨拶、幕僚ブリーフィング、質疑応答、艦内見学で1時間弱の行程でした。写真撮影禁止のため、添付の写真以外はありません。質疑では吉田団長の挨拶後、香田提督(36代自衛艦隊司令官)から潜水艦を中心として作戦上の必要性について詳しい説明で司令官も戸惑ったようですが、海軍も潜水艦の性能向上に努力しているとの返答でした。日台米の共同訓練の必要性については相互に理解を深めました。即日の写真入のプレゼントと刺繍の名前付きの略帽プレゼントには驚きました。定刻、基地をワゴン車で出発しましたが馬公の飛行場までは案外時間が掛かりました。11時前には飛行場で観光組と合流することが出来一安心しました。
(注3)参加者:吉田団長(元陸将補)、田母神元空将(29代航空幕僚長)、
香田元海将(36代自衛艦隊司令官)、稲葉幹事(元1等空佐)、
エルドリッヂ博士(在日米軍沖縄海兵隊司令部の元外交政策部次長)
(注4)成功級フリゲート艦:ウィキペディアで確認下さい。

146艦隊司令官表敬

ガッツポーズ(艦尾) 

*(注2)パネルディスカッション

・14時30分~17時30分 パネラーは台湾側は蔡明憲氏(元国防大臣)、林彦宏氏(台湾安保協会副秘書長)、日本側は田母神元空将、香田元海将、米国側はエルドリッヂ博士、司会は井上政典氏で熱い議論が3時間続きました。また、参加者は福岡組始め東京組からも4人、台湾側から10人以上が参加し、総勢40名以上にもなりました。保全上、このディスカッションは非公開とし、情報が某国に漏れないよう配慮しました。

参加者側にも台湾から呂秀蓮前副総統、張旭成前台湾安保協会秘書長、日本側も西川京子氏(元文科省副大臣)も参加され、ディスカッションに加わってもらいました。

テーマは「中国の台湾侵攻を如何にして防ぐか ~日台米の防衛協力の可能性~」です。

熱い議論の内容は井上政典氏が編集して集広舎から出版する予定にしていますので期待して下さい。

パネラー(台湾側2名、日本側2名、米国側1名) 

○4日目(9月26日最終日):9時ホテルを出発、9時45分から外交部台湾日本関係協会会長 邱義仁・元行政院副院長(副首相)を訪問し全員が懇談に加わりました。前日のディスカッションの成果を質問形式で邱会長に日台問題と解決策を提言しましたが、流石元副首相だけあって全てに丁寧に答えてもらいました。一番印象になった邱会長の言葉は「日本政府に働きかけているが国交がないという理由で全て断られています。あなた方の努力に期待したい。」と・・・訪問団一同、日台で一番ネックになる問題は日本にあることを自覚した次第です。この懇談も予定時間を1時間も超過しましたが台湾側も我々団員も文句を言う人は誰もいませんでした。それ程両国にとって意義深い懇談会となりました。

懇談の時間を延長したため、午前の予定していた免税店のショッピングは午後に延期して圓山大飯店で昼食、午後はショッピング後、松山空港(羽田へ)から桃園空港(福岡へ)へバスで送ってもらいそれぞれ帰途に就きました。今回の台湾訪問は密度の深い貴重な旅行となりました。(文責:稲葉)

邱義仁会長左と蘇氏右(通訳)右端は陳総領事

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玖珠駐屯地研修


8月10日(木)朝は心配していた天候も曇り空でしたが研修には最適の天気になりました。

参加者も博多駅前出発バス45名欠席者なしの参加者は玖珠駐屯地の戦車体験搭乗等充実した一日の研修でした。

今回の研修は夏休み期間の子ども達も参加し、思い出に残る体験になったものと思います。

参加者の皆さん、ご苦労様でした!

参加者の皆さん

 

戦車体験搭乗
将来の自衛官候補
10式戦車特注模型進呈
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郷友福岡 入会案内

福岡県郷友連盟の会員構成は、以前は旧軍人が主体でしたが、平成に入ってからは幅広く「志ある国民」に呼びかけ、郷友連盟の信条活動に賛同される方々と「誇りある日本の再生」を目標とした国民運動を共に展開する為、新規会員の勧誘を行っています。

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