2009年11月28日築城基地研修の際に、福岡県郷友連盟吉田理事長から示された「衆議院議員選挙結果と誇りある日本再生への提言」を拝読し、蒙を啓かれる思いと同時に大いに共鳴を覚える点があったので、その所感を投稿する次第です。
福岡県郷友連盟の趣旨が「誇りある日本の再生を目指す」ということには私も賛同し、その必要を感じるところです。現在の日本は、「誇り」と「尊厳」を持った国家として再生させなくてはいけないと思われるほど、外には侮りの振る舞いを受け、内にはその世相に混迷を極め、威厳のかけらもありません。その現象として、小は子供たちに陰湿な「いじめ」が蔓延り、それに狼狽するだけで解決できない大人の無能ぶりから、大は、観念的神学論に明け暮れる憲法改正論議や公務員の不正を恥ともしない規律の堕落、また独立国として主権侵害や内政干渉など体面を傷つけられ威厳を保てないような拉致問題、靖国問題、東シナ海の領海問題など政治外交のお粗末さは目を覆うばかりの不甲斐なさです。