天皇陛下のお言葉 1周年追悼式


 3月11日に東京都千代田区の国立劇場で行われた東日本大震災1周年追悼式典で天皇陛下が述べられたお言葉です。
 天皇陛下は4日に心臓手術から退院されたばかりですが、陛下ご自身の強いご意志で式典に臨まれたとお聞きしております。
 お言葉の全文を謹んで掲載いたします。
震災一周忌天皇陛下追悼のお言葉.jpg

【天皇陛下のお言葉】

 東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。
 1年前の今日(こんにち)、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員をはじめ、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。
 さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。
 この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のためにさまざまな支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。
 また、諸外国の救助隊をはじめ、多くの人々が被災者のためにさまざまに心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。
 被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。
 今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。

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この記事へのコメント

  1. 守山善継 より:

    謹んで、天皇陛下のお言葉に接し、1年前の惨状に心が痛みます。
     天皇陛下のお言葉を賜るとき、まさに「天皇陛下に私なし」の赤心を、国民は誰しもが思うことでしょう。陛下の「無私」のお心を感じるとき、民衆の手によって、追放され、あるいは処刑された中東や、北アフリカの指導者たちとの違いはどうでしょう。文化の違いだけではないように思います。民族として、国家のあり方として我々は成熟の域にあることを誇りとします。そこには天皇陛下と言う、連綿と続く系統の存在があるからです。理屈、理論を越え我々は血で認めることのできる遺産をひきついでいると言えるのではないでしょうか。

  2. 管理人 より:

    守山さん、感じ入るコメントありがとうございます。
    日本国民は天皇陛下の御心に応えるべく努力を惜しまないことが大切と思います。
    今、国会でも議論されている女性宮家の話は天皇陛下の御心を思うとき、議員、政府が不敬の議論をやっているように思えます。
    天皇陛下には男系の跡継ぎが、おられる間は、女性宮家創設は時期尚早であり、秋篠宮さまも不快に思われていると思います。

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