防衛諸団体の国政選挙について思うこと


福岡県郷友連盟会長 吉田邦雄

 防衛諸団体連絡協議会は、一昨年8月の参議院議員選挙において、航空自衛隊出身の宇都隆史候補者を、防衛諸団体で応援するために設立されました。福岡県下の自衛隊員、OB、自衛隊員の父兄、防衛協力団体等は、相当数の方々がおられますが、選挙になりますと、「政治的活動に関与せず」という自衛官の宣誓が強く影響し又、隊友会や父兄会は、社団法人という性格もあり、選挙への関与がなされにくい状況にあります。
 このため、自衛隊関係者の選挙応援に関し、宇都隆史候補者への応援を一本化し組織化するために、防衛諸団体連絡協議会が設立されたものです。
 日本国の政治は国会で決められた予算や法律に基づいて実行されます。戦後マッカーサーの連合国司令部は、7年間にわたり日本国の占領政治を行いました。その政策の中で、米国人が2週間で、急きょ作成した日本国憲法を押しつけ、日本の皇室の起源となる古事記や日本書紀を否定し、日本の戦前の朝鮮や台湾統治の善政を否定し、教育制度を改正し、日本の歴史の否定を教育の中で強制しました。また戦前の官僚や大学教授等を公職追放して、戦前追放されていた共産主義を信奉する学者等が全国の大学に返り咲き、その教育の流れが現在まで続いています。特に顕著なのが軍隊アレルギーを国民に植え付けた事です。この事は、同じ敗戦国のドイツとは正反対です。ドイツは、戦後独立を回復すると、直ちに自主憲法を制定し、ドイツ国軍を創設して現在に至っています。日本では、憲法9条の縛りが強く、戦後は自国を守る国軍を設立することができずに、アメリカの占領軍に国の守りをゆだねました。昭和25年朝鮮戦争が勃発し、日本占領の米軍が参戦したため、日本の軍事的空白を避けるために国軍ではなく、警察予備隊として米式装備を与え編成されたのが現在の自衛隊の前身です。先日の尖閣諸島での中国漁船と我が国巡視船との衝突事件における、日本国家としての意識の欠如は、マッカーサーの日本統治の成果が現在の日本に及ぼしている影響の象徴でもあります。
 以上のような戦後の弊害を是正する事の一つは、国家の存立の根源となる国家の防衛政策を進め、日本の領土領海は断固として守る態度を周辺国に示さなければなりません。自衛官は国の防衛について国家とは何か、国益とは何か、国を守るために何をすべきか等について、最も詳しく勉強している団体、グループです。このため、自衛官OBを国会に送り込むことは、喫緊の課題です。
 ところが、自衛隊関係者の選挙に関する認識は、深くなく、まとまって応援する体制になっていません。福岡県郷友連盟は政治連盟としても認可を受けており、これまでも自衛官出身候補者の選挙応援の中心的存在として活動してきました。参議院議員選挙における佐藤正久、宇都隆史候補者の選挙応援には、隊友会、父兄会、防衛協会女性部会、青年部会等の皆さんの協力を得て、佐藤正久、宇都隆史両候補者は参議院議員選挙に当選することができました。この組織化を更に拡大し、今後につなげるために陸上自衛隊各部隊OB会、航空自衛隊翼会、飛翔会、基地協賛会等の各組織にも、来る12月16日の衆議院議員選挙においても、日本の国益を守れる政党と候補者に投票をお願いする次第です。
現在各政党が離合集散を繰り返し、10個政党が乱立する状況となっていますが、憲法改正、自衛隊の国防軍化、原子力発電の是非の検討、デフレの克服と物価上昇2%による国内景気の回復、教育の是正等を訴えているのは自由民主党のみです。また、マスコミの自由民主党の政策の無視や、安倍総裁叩きは、ひどいものがある反面、民主党野田代表への応援は露骨でさえあります。先の衆議院議員選挙における民主党マニフェストの不実行は全く報道されませんし、尖閣、竹島等の国益を貶めた民主党の行動も報道されません。
これらの事実を踏まえて頂いて、今度の衆議院議員選挙には、福岡県11区の各選挙区において、ぜひ自由民主党の候補者を当選させるような各団体の皆様の更なる応援とご支援をお願い申し上げます。

以上
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この記事へのコメント

  1. 守山善継 より:

    私は自衛隊出身ではありませんが、吉田会長の御主張には全面的に賛成です。今度の選挙公約の中で最も光るのは、自民党の自衛隊を国防軍への位置づけです。反軍事思想教育と教養、定見、理性とバランスを欠いた戦後の風潮は、国家主権、国体を守る軍隊と、時の政権を守り、国民の生活と財産を守るのが警察の区別がつかないほど国家に付いての素養が欠落しています。そして、好みにかかわらず、国際化する世界で軍事力の保持なくして、主張も国益も敷いては国民の安心も守れません。その点、自民党の歴代首相経験者の見識も、腰が引けて、外国と摩擦を恐れ、事を荒立てない信条はいただけません。言うべきことは言わないと、鴨にされるのが他国との付き合いです。その現実に耐えられる神経を持っていると見受けられる新生自民党に私も今回は期待しています。前回の蹉跌は許されません。日本人を自覚するなら覚悟を持ちましょう。「政治は生活だ」は亡国への道です。良識あるなら目覚めて決意しましょう、子孫のためにも。今の日本に不足しているのは気概と自信です。

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